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【近親相姦】高校の温室の中で【体験談】

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高校の園芸部の事。温室(敷地の外れ)で片づけをしていたら、もう一人の片づけ当番の1年上のN先輩が急に後ろから抱きついてきた。
部活は汚れるので体操着でしていたが、この頃は夏服で薄着なので、背中に先輩の胸(割と大きい)が密着し、先輩のいい香りがして、息遣いも耳元で聞こえてびっくりした。
「ちょ、先輩何?」て一瞬振りほどいたが、今度は前から抱きついてきた。
髪の毛のいい香りがして胸がぐにゅっとした感触がして、さすがに振りほどく気にならんかった。
「もうちょっとこうさせて」というのでそのままにしていた。
N先輩は仲○由○恵に似たような高校生にしては大人っぽい雰囲気で、まんざらではなかった。後で聞いたら年上の彼氏に浮気されて別れた後だったらしい。
童貞野郎だった俺はすぐにあそこが反応をはじめたがそのままにしていた。
でも、当時はどうしていいかわからないので抱きつかれたままオドオドしていた。
すると先輩が気づいて「大きくなった?」って聞いたので、はずかったので黙っていた。
先輩は周りと入口を伺って誰もいないのを確かめると突然俺の体操の半パンとブリーフを一気に引き下げて、俺のを露出させた。
温室はガラス貼りだけど、汚れがあるのと結露があるのと、植物が多いので外からは見えなかった。
「ちょ、せ、先輩」と驚いたが、「おっきい」と言っていきなりしゃがんでくわえた。あったかい先輩の口の感触が何回か出入りして、いままで感じた事のない快感が走ってあっというまに出てしまった。
「あっ。」と俺が声を出したので先輩は口にくわえたまま止まって、そのまま俺のを口で受けて飲んだ。
ゴクっとしてから「こうた(俺の事)早いよー。」と言った。
俺はあまりに衝撃的で呆然としていたら、「やった事ない?」って聞かれたので赤くなってたと思うけど「うん。」と言った。

先輩は自分で体操ズボンとパンティを下げて手すりをつかんで尻を向けた。
見たことない女の丸い尻とその下の割れ目に変なピンクの肉の谷間があって、ちょっと毛が生えていた。
当然俺はそれに釘付けになったけど、どうしていいのかわからんかった。
俺のはすぐに回復してきてまた大きくなった。
先輩が振り向いて俺の腰を引っ張ると、俺の固くなったのを手で握って、自分の尻の下の割れ目にあてた。
「入れて。できる?」と言われては引き下がれないので、本能的に自分で押し込んだが、するっと外れて入らない。
「違うよ。」というと先輩は自分の股の間から片手を出して、俺のをつかんで入口にぎゅっと入れた。
俺の先がぐにゅっとしたものに包まれてあったかくなった。
「入れて。」と言って先輩が自分から尻を突き出した。
俺の半分くらいがあったかいものに包まれた。
俺も本能で腰を突き出した。根元まであったかくなってぎゅっと絞られるようだった。
俺が大人になった瞬間だった。
3年程、自分の手ですることを覚えていたが、及びもつかないくらいにすごい気持ちよかった。
「これがあの中なのかー」想像していたのとは違うすごい感覚にびっくりした。
本能で前後に動いた。中の感触は所々に固かったり柔らかかったり、広かったり狭かったりすることを知った。
先輩が聞いたことない色っぽい声を出していた。「胸触って」と言われて体操着の上から胸を触った手のひらに入らないくらい大きかった。そして感触が気持ちよかった。
当時は、腰の運動は同時にできるほど器用じゃなかったので、どっちかの運動だけを交互に繰り返した。
一分もしてないと思う頃、あっというまに絶頂が来た。
自分でもびっくりするような「あっ!」という声が出て、俺は先輩の尻に自分の腰をグッと押し込んだまま、体がビクビクっと震えた。
俺の精液が俺の股間から先輩の股間に流し込まれるのがわかった。
先輩は拒絶しないで、そのままじっと止まっていた。
何回かビクビクっとなって嵐が終わった。
俺はぎゅっと先輩の胸をつかんでいた両手を離して腰を引きぬいた。
タラリと糸が先輩の尻から俺のモノに引いた。
先輩は手すりをつかんだまま尻を落としてしゃがんだ。
先輩の尻から地面にトロリと白い液体が垂れてきた。
特有の栗の木のにおいのようなにおいが立ち込めた。
俺は妙に恥ずかしくなって、放出したのにまだ半立ちのままのをブリーフに押し込んで、体操ズボンを引き上げた。
先輩はポケットからハンカチを出して自分の股間をぬぐうとパンティとズボンを引き上げた。
俺を見て「やっちゃったね。」と言った。
俺は恥ずかしくて「うん。」とだけ言った。
「付き合ってもいい?」と聞かれて「うん。」とだけ言った。
それから俺たちは付き合って、いろんな事を教えてもらって、俺はすっかり男になった。
もちろん妊娠はこわいので、基本的にはコンビニでゴムを買って使った。
でも、先輩がいいというときは中で出した。
先輩が卒業して東京に行くまで付き合った。
数年前の俺の初体験の思い出です。


【近親相姦】パンツ一枚で身体測定【体験談】

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私の、露出体験第一弾です。

 それは、小学校6年生のときにおこりました。

 小学校の時、私はまだ成長過程で毛は少し生えていたけど、オッパイはあまりありませんでした。

 ただ、スポーツブラみたいのをつけていたとおもいます。

 まわりの子も早い子はけっこう大きい子もいました。

 体育の時ユサユサとゆれている子もいてちょっとジェラシー。

 その日は、身体測定がありました。

 うちの学校では体操着でやるんです。

 ただ、前日、先生が

 「明日は体操着でやる事。忘れたらパンツでやらせるからね」

 っとちょっとふざけ半分で言ってました。

 けど、私忘れちゃったんです。

 ランドセルに入れたはずなのに。

 私は青ざめちゃいました。

 もちろん、普通,パンツでやらせる事はないでしょう。

 けど、私はその先生と相性が悪くいつもけんかしていました。

 今思うと私がつっかかっていたんですけど。

 だから、仕返しされるんじゃないかと。

 私がモジモジしていると

 「早く着替えなさい、男子は準備できたわよ」と。

 私は先生に

 「体操着忘れちゃったんです。」

 おもいっきって打ち明けました。

 そしたら先生がガミガミと説教を始めたんです。

 でも、別の体操着を貸してくれるという感じでした。

 けれど、バカな私はついに切れて、

 「うるさいな!」

 って言っちゃたんです。

 そしたら先生も

 「何よ,その態度!」

 私は、

 「もういいよ、体操着なんていらないよ!」

 先生も

 「洋服は絶対ダメだからね」

 私は

 「いいよ、洋服なんか着ないもん」

 あっ!バカな私。

 でも、プンプン怒って先生の前でズボンとTシャツを脱ぎました。

 先生ももう知らないって顔をしていました。

 最後にスポーツブラも取って先生に洋服を投げつけてやりました。

 女の子達もジロジロ。

 その勢いのまま廊下に出ました。

 男の子は目を丸くしていました。

 私は、この時バカな事をしたな〜って。

 でも、引っ込みはつきません。

 微妙な雰囲気。

 パンツ一枚で同級生の前にいるんです。

 メチャ恥ずかしくて。

 発展途上の私の体をみんなに・・・保健室まで行く道のりが長く感じました。

 体中がスースー。

 わざとゆっくり歩いてるんじゃないかと。

 他のクラスの生徒にも会うし。

 測定が終わったら、今までの中で一番早く走って帰りました。

 その時は濡れていたかわかりません。

 けど、この体験がその後の露出体験の原点だったとおもいます(笑)

【近親相姦】姉の部屋に忍び込んでエロ本読んでたのは良い思い出【体験談】

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<>678 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:15:54 ID:3RRbkDF10<>
小5のときに姉の部屋でエロ本見つけて訳もわからずただ興奮したそれから姉がいないときになったら部屋に入ってエロ本見て、チンポをエロ本に押し付けてて過ごしてたら毎日学校で勃起しまくるようになってすげぇ困った女子の体意識したとか、エロ本思い出したって訳でもないのに・・・学校じゃ強制的に体操着で過ごさなきゃいけなくて、上着はズボンに入れるから物凄く目立つ体育とか横の人に見られないように腕をチンポに押し当ててたけど、そんなことしてたら収まらないし隠しきれてないしってか怪しすぎる周りの大半が性的なこと意識するような年齢じゃなかったのがほんとに助かったでも一人の男子がテレビでえろいやつ見たらしくて、その話聞いて性的なことに興味持つやつも結構出てきて、勃起がどうとかそういう話も出るようになった

<>679 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/09/27(月) 01:16:39 ID:3RRbkDF10<>
これはまずいと思って先生に相談したら処理してくれて、オナニーも教えてくれたでも一人じゃうまくいけなくて、また先生に相談したら処理してくれたそれから相談したら毎回してくれるようになったしばらくしてそのこと姉に話してみたら、姉が手伝ってくれるようになったエロ本持ってるような姉だけにかなり興味あるようで、向こうからオナニー見せてくれたり、エロ本みたいにお互いの性器舐めあったり、素股とかやってみた親がいるときは一緒に風呂入るって言って風呂場でやってたというかほとんど風呂場でやってたちなみにそのときは他と比べるって考えがなかったから気がつかなかったけど、この姉、歳の割にはかなり胸がでかかったと思うそれから俺が小6になってしばらくしてから姉がえろいことしてくれなくなったけど普通にオナニーできるようになってたから、学校で勃起してしまうこともかなり減ったまぁ姉の胸がでかかったって以外は2レス目は全部妄想

<>682 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 06:52:03 ID:0M52negGO<>
あからさまな作り方話し…ばっかりだ… もう少しリアルに書けないのか…

<>683 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 12:45:54 ID:6hDikJoV0<>
リアルに書けるかどうかは文才によるな実際に体験したかどうかとは必ずしも一致しないと思うぞw

<>684 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 19:33:20 ID:swxgyKTO0<>
あくびや文句はほとんど携帯w

【近親相姦】姉は家庭教師 コスプレ着せ替え人形【体験談】

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「もう〜、○○。どうしてこんなに簡単な問題解らないのぉ?」
姉はあきれ返った様に俺に言う。
「そんなこと言ったって、俺チンプンカンプンだよ」
俺は現在中学三年。今年受験だというのに偏差値40そこそこという状況。
このままではロクな高校へ行けない、と心配した両親が姉を家庭教師に抜擢した。
姉は高校二年、俺とは違い、成績優秀、県内の進学校へ進み、そこでもトップクラスだ。
その上運動神経もよく、ルックスもいけてる。
同じ姉弟で、どうしてこんなにデキが違うのだろう。
そんな姉に俺はずっとコンプレックスを感じていた。
「もうっ。いつまでボンヤリしてるの?
 早く、次の問題っ!」
「わ、わかったよ…」
と言ったものの、すぐに行き詰ってしまう。
「ねえ。○○ってさぁ、高校行ったら何やるとか、
 将来何になりたいとかっていう、そう、夢とかってあるの?」

「えっ?何だよ、急に…。
 別に…。どこか無難な大学入って、適当に就職して……
 それぐらいかなぁ」
「そんなんだから駄目なんだよ。
 もっとさ、目標もって、それに突き進んで行かないと。」
「姉ちゃんはそう言うけどさ、それはデキル奴のことであって、
 こんな俺みたいな落ちこぼれには……」
「それが駄目なのっ。
 何事も決め付けちゃ駄目。
 ○○だって、本当にやりたいこと見つけて
 それに向かって頑張ればさ、絶対、夢かなうって。」
「でも、そのやりたいことってのが、俺、何か解らないんだよね」
「うーん。そうか〜。
 あっ、でもさ、○○。
 中学2年の時の実力テストですっごく頑張って
 クラスで5番に入んなかったっけ?
 あれって何だったの。」
「あれはサ、親に、成績上がって5番以内に入ったら
 パソコン買ってくれるっていわれたから、
 俺、必死になって勉強したんだよね。」
「えー?じゃあ、その気になればデキルんじゃん、○○。」
「んん〜。でもあの時は相当必死だったからなぁ。」
「じゃあさ、また○○が必死になって頑張れるようなゴホウビが
 あれば良いってことだよね?
 何かあるかなーー?」
そう言うと姉は両手を頭の後ろに回して、背伸びするように回りを見渡した。
「ねぇ、○○。
 コレ、前から気になってたんだけど。
 ○○って、こういうの、好きなの?」
姉が指差したモノはアニメのキャラクターのポスターとフィギアだった。
【コスプレ機動戦士リナ】
俺が今、最もはまっているアニメだ。
主人公のリナは、地球征服を目論む悪の組織と闘うセクシー戦士。
様々なコスプレに身をまとい、敵を油断させながら組織へ潜入し、敵の野望を砕く。
リナの衣装は、メイドに始まり、OL、セーラー服、レースクィーン、スクール水着、
フライトアテンダント、ナース、バドガール、女教師、巫女、ブルマー体操着…と
毎回、次はどんな格好で登場するかと思い、俺はワクワクさせられる。
俺の部屋には、その【コスプレ機動戦士リナ】のポスターが何枚も貼られ、
アクリルのケースにはリナのフィギアが幾バージョンも保管されている。
かなり痛い部屋だが、好きなのだから仕方ない。
「○○さぁ、こんな二次元キャラにばっか入れ込まない方がいいよ。
 ねぇ、彼女とか居ないの?」
「そ、そんなこと、関係ないだろう、姉ちゃんには。
 俺が何に興味あったっていいじゃんかよ。
 人の趣味に干渉しないで欲しいな…」
「ふ〜ん。シュミね。まぁいいか。
 で、さぁ、○○。
 ○○って、こういうコスプレ衣装が好きなんだよね。
 それは、認めるよね。」
「そ、そりゃあ、好きだよ。
 じゃなかったら、こんなにフィギア集めたりしないよ」
「そしたらさ、○○の対象ってこういうアニメだけなの?
 リアルな女の子のコスプレには、萌えないのかなぁ〜?」
「えっ?
 そ、それは……」
「例えばだけどさ、こんな格好、お姉ちゃんがしてあげようか?」
そう言って、姉は、リナの【フィギアNo.4 レースクィーン】を手にした。
(???
 姉ちゃんが?? え?どうして?)
「ふふっ。
 でも、この問題が解けたらよ。」
姉は問題集をめくり、いかにも難しそうな問題を指差した。
「イイ?
 これがちゃんと解けたら、お姉ちゃんね、○○の前でこの格好してあげるよ。
 あ、でも迷惑かな?
 ○○が好きなのは、コスプレのリナちゃんであって私じゃないもんね。
 どうする?やめとく?」
!! 願ってもないことだった。
コスプレが好きなのはもちろんだ。
が、俺は実は姉のことが好きだったのだ。
何をやっても優秀な姉。そんな姉に俺はいつしか憧れていた。
1日に必ず1回はするオナニー。
そこには、姉の面影があった。
リナのコスプレ衣装に身を扮した姉の姿を思いながら俺はオナニーする。
それは、大好きな姉を汚すようで、してはいけない事のように思えたが
逆にその背徳感がたまらなく快感を高めた。
その姉が、【フィギアNo.4 レースクィーン】の格好をしてくれる!?
俺はもう嬉しさで飛び上がりそうになった。
「で、でも姉ちゃん。
 レースクィーンのコスチュームなんて持ってるの?」
「ふふっ。それがね。お父さんお母さんには内緒よ。
 実はこの間、友達に誘われてアルバイトしたの。
 知り合いの大学生が、同好会の仲間とやるレースにコンパニオンとして出たの。
 割りとイイ報酬だから、思い切ってやっちゃった。
 その時のコスチューム、貰ったの。」
「で、でも姉ちゃん。
 本当にいいの?
 俺の前で、そんな…」
「いいの。○○。
 お姉ちゃんはね、○○に頑張ってもらいたいの。
 私のこんな格好が、○○のゴホウビになるんだったら
 お姉ちゃん、いくらでもしてあげる」
「わ、わかった。
 姉ちゃん!俺、頑張ってみる」
俺は必死だった。
この問題を解けば、姉の、憧れの姉のレースクィーン姿が拝めるのだ。
俺の脳味噌はフル回転していた。
難問だと思えた問題ももう少しで解けそうだった。
夢中に問題に取り組んでいて、姉が俺の部屋を出ていったことにも気付かなかった。
いよいよ最後の計算も終わり、答えが出た。
「やった!解けたよ!姉ちゃん!
 これで合ってるかな?」
俺は満面の笑みで振り返り、姉に言った。
が、姉はそこに居なかった。
(え?どうして?
 何で、姉ちゃん、居ないの?)
(やっぱり嫌やになったのかな?
 こんなデキの悪い弟に付き合ってられなくなって…
 まして、レースクィーン姿になってくれるなんて、
 あり得ないもんな…)
俺は肩を落とし、うなだれていた。
その時だった。
(トントンッ)
ノックの音がする。ドアの向こうから姉の声。
「どう?○○?
 ちゃんと解けた?
 答え、言ってみて。」
「えっ? うん、えーと。158かな。」
「正解ぃっ!
 やっぱ、やればできるじゃん。
 じゃあ、約束通り、ゴホウビだよ」
ドアが開いた!
そこには、姉が居た!眩しい位、素敵な姉が!
ピンク色のハイレグカットのレオタードを身にまとった姉の姿は
何とも神々しいものだった。
どう見たって、レースクィーンそのものだ。
しかも部屋の入り口で、姉はやや斜めに前傾姿勢で立ってる。
それも両手で姉の豊満なバストを挟みこむようにして!
(すっ、すげえ。姉ちゃんの「決めポーズ」だ!)
実はアニメの【コスプレ機動戦士リナ】でも最後に盛り上がったところで
その時のコスプレ衣装にぴったりのポーズで、敵をやっつける場面があるのだが、
まさに、それを見る思いだ。
俺はリナにやられる悪役さながら、メロメロになってしまった。
(くぅぅっ。姉ちゃんっ、参ったぁあ!)
「どう?
 こんなので良かったの?
 あれ?○○?
 ねぇ、顔赤いよ。
 大丈夫?」
「うぅっ。くくっうぅ。
 姉ちゃん!ありがとう。最高だよ。
 姉ちゃんのハイレグ・レースクィーンの格好…。
 そ、そうだ。姉ちゃん。
 ねえ。写真撮っていい?
 撮っておきたいんだ。姉ちゃんのその姿。」
「いいよ。
 ○○。ちょっと恥ずかしいけど。
 撮ってくれる?
 お姉ちゃんのこの格好…」
俺は慌てて、デジカメと三脚を用意した。
興奮のあまり手が震える。
ファインダーの中の姉がにっこりと微笑む。
猛然と連写する。色々とポーズを変え、姉と俺の二人きりの撮影会は進む。
ベッドの上にも乗ってもらった。よつんばいの姿勢。
こぼれんばかりの姉の乳房。
俺はものすごい勢いで近づく。接写・連写。
俺の荒い息とシャッター音だけが部屋に響く。
「ちょ、ちょっとぉ。近過ぎるゾォ、おヌシ。」
「ご、ごめん。」
慌てて身を引く俺。
が、懲りずに今度は姉のヒップにレンズの照準を合わせる。
「すっげぇ、ムチムチだぁ…」
心の中でつぶやいたつもりが、思わず口に出ていた。
「何よぅ。そんなにハゲシク見ないで。
 エッチねえ…」
そう言いながら姉はイヤイヤをするように腰を左右に動かす。
(ふぅーっ。たまんねえ。
 姉ちゃんっ。何てイイ身体してるんだっ。)
「ねえ。○○。
 もうそろそろ、いいかな?
 お勉強の続き、しなきゃ、だよ」
「う、うん。
 それは、わかってるんだけど…」
「ほらほら、はいっ。
 早くイスに座って。
 じゃ、今度はこの問題やってて。
 お姉ちゃん、着替えてくるから。」
「えっ?着替えちゃうの?
 お姉ちゃん」
「当たり前でしょう。
 お姉ちゃんが、この格好になってあげたのは
 ○○がちゃんとお勉強できるようになる為よ。
 いつまでもこのままじゃ、○○、お勉強に手が付かないでしょう?」
「じゃ、じゃあさ。
 こういうのはどう?お姉ちゃん。
 次の問題が解けたら、また別のコスチューム着てくれるっていうのは。」
「え〜? また別のぉ?」
「じ、実はさ、お姉ちゃんに是非着てもらいたいのがあるんだ」
「なに〜、それ?」
「通販で買っちゃったんだ。これ。」
俺は押入れの奥から箱を出し、姉の前に広げる。
【コスプレ機動戦士リナ No.12 ドS女王様(実物大)】
それは、1/1モデルのリナのフィギアだった。
ウレタン樹脂でできた、実物大のリナ。
そして身にまとうのは挑発的なレザースーツ。
ご丁寧に右手には皮のムチ付き。
「バッ、バッカじゃないのぉ!
 何よ、コレ?
 ○○、アンタ何買ってんのよ!」
「…………」
「ちょっとぉ、○○。
 コレはヤリ過ぎなんじゃない?
 お母さんとか見つけたらビックリするよ」
「………どうしても、欲しかったんだ………」
「いくら、欲しかったと言っても、
 普通は買わないよ、こんなの……
 で、何? ○○。
 今度はお姉ちゃんにこのレザースーツ着て欲しいの?」
「う、うん。
 でもそれだけじゃないんだ。」
「何よ、それだけじゃないって?」
「それ着たら、俺を叱って欲しいんだ。
 もっと勉強しなさいって。何でそんな問題解らないんだって、
 姉ちゃんに叱られたいんだ。
 そうすれば、ボク、勉強すると思う。」
「なるほど。そういうことネ。
 でも、かなり屈折してるぞ、○○。
 まぁ、でも○○の言う通り、やってみようか。
 お姉ちゃんも一肌脱ぐぞ。
 よし、じゃあ、まずこの問題。
 これを解かなきゃ、着替えてあげないゾ。」
この問題を解けば、姉が俺の女王様になってくれる!
そう思ったら、俺の頭は沸騰しそうになったが
何とか、問題に集中した。
ジリジリと時間が過ぎる。
どうしても解らない。以前、試験で出た問題と似ている。
その時は解けたはずだが。
よーく思い出せば解るはずだ。
俺はいつの間にか、問題に没頭していた。
隣にいるはずの姉のことさえ、忘れていたくらいに。
ここに、確かあの公式を当てはめればいいはずなのに
その公式が思い出せない。ちくしょう。
ふいに姉の声がする。
「いつまでチンタラ、やってんだよ。
 そんな問題、さっさと解いちまいな!」
「??
 ね、姉ちゃん??」
慌てて振り返ると、そこにレザースーツを着た姉がいた。
右手にムチを持っている。
「ボヤボヤするんじゃないわよ!
 さっさとその問題をお解きっ!」
「は、はひ…」
いつになく、強い口調の姉。
そんな姉に圧倒されながらも俺は感動していた。
(あぁ、今、姉ちゃんに叱ってもらえてる。うぅ、姉ちゃんんっ!)
「ほ〜らほら。
 ちゃーんと集中して。できる子だろう、○○は。
 きちんと正解だったら、ご褒美をあげてやってもいいんだよ。」
(ご、ご褒美っ!
 正解したら、姉ちゃんからご褒美が貰えるっ!
 何だろう?一体どんな素敵なご褒美が?)
その時だった。俺の頭に閃光が走り、
忘れていた公式が思い出せた。解った!
これさえ解ればもう簡単だ。
スラスラと鉛筆がすべる。できた。
「これで、いいかな?姉ちゃん?」
「ふふっ。
 正解よ。じゃぁ、これ。ご褒美。」
言うが早いか、姉はその豊満なバストを俺の顔に押し付けてきたのだ。
あまりの量感に俺は息ができなくなりそうだった。
「ね、姉ちゃんっ、ち、窒息しそうだよ」
「ふふ。○○。○○がちゃんとできたからご褒美なのよ。
 こんなご褒美じゃ、嫌かしら?」
「そ、そんなことないよっ!
 ね、姉ちゃんのおっぱい…
 気持ちいいよぅ…」
「ね。○○。
 さっき、お姉ちゃんのレオタード姿、たくさん写真に撮ったでしょう?
 あれ、どうするつもりなの?」
「ど、どうするって、見て楽しむだけだよ。」
「見て、楽しむって、具体的にどうするの?」
「そ、そんなこと。
 言えないよ。いくら姉ちゃんでも」
「知ってるわよ。
 オナニーするんでしょう?
 違う?○○…。
 正直に言いなさい。そうでしょ。
 ○○、お姉ちゃんの写真見てオナニーするつもりだったんでしょ?
 イヤらしい子ね、○○は。」
「でも、そんな○○、大好きよ。
 ね、○○。よかったら、お姉ちゃんが手伝ってあげようか?
 今だって、もう大きくなっているんでしょう。
 ほら、見せてごらんなさい。」
「あうぅっ」
ふいを突かれた俺は思わず声を上げてしまった。
姉が、SMコスチュームに身を包んだ姉がこともあろうに
俺のチンポをさすり始めた。
「あ、ぅう。き、気持ちいいぃ。」
「○○が悪いのよ。こんな格好にしてたら、何だか感じてきちゃうじゃない。
 思わず触りたくなっちゃったの。○○の。
 ね、こっちに来て。」
それまで椅子に座って、ズボンの上から姉に手コキされていた俺はベッドへ移動した。
「それ、脱いじゃって。」
「え?」
「ズボン。早く…」
言われるままにズボンをおろしてベッドに腰掛ける。
「ふふ。こんなになってる。」
姉はトランクス越しに俺のチンポをいじる。
「なんか、染み出てるゾー。ほら。
 ナニかなー。お姉ちゃんに見せられないものかなー。
 ほーら、パカッ。」
姉は思い切りトランクスを剥がし、一気に脱がしてしまった。
「ぅ、ぅう。恥ずかしいよぅ。姉ちゃんっ。」
「そんなことはないでしょう。
 お姉ちゃんだって、随分恥ずかしい格好させられてるのよ、さっきから。
 それより、なーに?これは。先っちょから何か、出てますよー。
 透明な汁ですね〜。ちょっと味見しちゃおうかなー。」
「え?」
と思ったら、その瞬間、もう姉の口は俺のチンポを咥えていた。
「あ、待っ、ちょ、姉ちゃんんんっ」
「ちゅぱぁあっ、くちゃっ、ちゅぱあぁ」
問答無用のフェラチオッ!!
童貞の俺にとって、憧れの姉のフェラチオッ。
しかも、姉は【コスプレ戦士リナ No.12 ドS女王様】の格好だっ。
あり得ない快感。姉の口、舌が俺のチンポをしゃぶっている。
(あぁ、姉ちゃんの舌使い、いい、好いよう、気持ちいいよう…)
姉のフェラチオで半ば夢うつつ状態であった俺だが
更なる快感を俺は求めた。
「ね、姉ちゃん。お願いが…。
 俺のこと跨いでくれえ。」
俺のチンポを咥えていた姉の口が離れ、粘液が糸のように垂れる。
「やらしい子ねぇ。○○。
 どこで覚えたの?そんなこと…。
 こう?こうして欲しいの?
 こうされたいの?」
姉のスラっとした白い足が俺の顔を跨いできた。
同時に、姉のフェラチオが再開される。
姉の白い太ももが俺の顔に容赦なく打ち付けられる。
「ぅぅううぅぅっ」
俺は喜びの嗚咽を挙げていた。
(姉ちゃん、姉ちゃんの足、柔らかい…。
 甘い匂いがする。甘い蜜の匂い…
 何て幸せなんだろう。)
俺は姉の蜜の在りかを求めて顔をもたげた。
きっと、あそこに違いない。
姉の怒涛とも言えるフェラチオの集中砲火を浴びながらも、
俺は姉の蜜処に辿り着いた。
レザーパンツ越しに感じられる、姉の女淫。もうムレムレだ。
迷うことなくファスナーをおろす。
姉の密林に俺は顔を近づけ、舌を伸ばした。
「ちゃぷぅ、ちゃぷぅ」
子犬のように俺は姉の秘芯を舐め始める。
俺の肉棒をほおばりながら姉はうめき声をあげる。
「んっんんぅむぅん〜、んぅんぉう」
俺は容赦なく責め立てる。舌に加え、指で姉の女淫をいじくる。
ねっとりした、甘い、オンナの匂いが充満している。
(こ、ここが、姉ちゃんの匂いの素のモトだ。)
俺は姉の蜜液で口の周りのだらだらにして、歓喜の声をあげていた。
「あぁあぅぅっ!
 姉ちゃんっ!姉ちゃんっ!」
童貞の俺にとっては、刺激的なことの連続だった。
やがて、快感の頂点は唐突に訪れた。
姉のバキュームが突然激しくなる。
それと同時に姉の腰が前後左右にグラインドする。
「ぅぅううぅーっ、いいっいっちゃうううぅぅっ!」
どうやら姉はア絶頂を迎えているようだった。
あまりにも激しい姉の口技に俺も、我慢が利かなかった。
「あ、あぅうう、姉ちゃんっ、俺もぉ、俺もイクゥうぅ!」
俺のモノを口いっぱい頬張りながらも姉は喜びの声を挙げていた。
「んんむぅふぅっ、いくいぃくうぅっ、んんむふぅっ!」
俺が射精する、その脈動に合わせて姉が口をすぼめ、激しく吸いたてる。
これまでのオナニーでは感じたことのない快感。
最後の一滴まで、吸い尽くすかのようにして、姉のフェラチオは終わった。
姉の喉がゴクリと音を立てた。
俺のザーメンを全て飲み込んだのだ。
「けほっ。けほっ。
 んふ。
 やだーっ。○○のすっごく、ねばっこいー。
 しかもニガいしぃ」
姉が顔を近づけてきた。
さっきまで俺のチンポを咥えていた唇が、俺の唇に重ねられる。
俺は姉の頭に手を回し、抱き寄せた。
「ね、姉ちゃんんっ。
 気持ちよかったよう。
 ありがとう。姉ちゃん。」
「さ、○○。
 これからも頑張って、成績上げよ。
 お姉ちゃんも応援するからさ。」
姉はニヤっと笑って、【コスプレ機動戦士リナ】のフィギアを指差した。
「今度はどれにする?」
つづく
のか?

【近親相姦】クラスにいた爆乳の女の子にパイズリしてもらった話【体験談】

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名無しさんからの投稿
—-
もう10年くらい前の話。
中学の同じクラスに巨乳の女の子がいた。名前はミユとしておく。
とにかく何を着ても胸だけが目立つ。制服でも私服でも体操着でもコート着ててもオッパイがデカいのが分かる。
ミユはそれほど性格が悪いわけでもないのに友達が少なかった。
近くに来ると何となく引いてしまうというか、やっぱり胸の迫力だったのかなと思う。
いじめを受けていたほどではないが、何となくクラスの中でも虐げられている感じだった。
ただ、クラスの一部の男子には「爆乳女」と言われてた。
僕も友達が多い方ではなく、スポーツ苦手で同じような友人とアニメの話をするのが好きな草食系。
まあ弱々しいといってもそこはやっぱり男、彼女の巨乳に好奇の目が行かないわけがない。
スケベなアニメ雑誌が大好きで、それに登場する巨乳の女の子をミユに投影させていた。
ある雑誌で衝撃的なシーンが頭からこびりついて離れなくなったんだけど、それは性器を巨乳で挟んでもらって思いっきり射精してるシーン。
よほど気持ちいいんだろうなと思い、ミユの巨乳を思い描いて溜め息をついていた。
ミユの事は、好きと言えば好き。割りと気になる存在。

でも、ミユが好きなのか胸が気になるのか自分でもよく分からなかった。
もちろん自分からは絶対告白出来ないし、するつもりもなかったある日の事。
僕が生徒会の作業を終え、帰ろうと思って支度をしていた。クラスには僕1人。
帰ろうとしたところ戸が開いて、いきなりミユが突き飛ばされて教室に入ってきた。
外からピシャッと戸を閉められ、
「爆乳がおまえのこと好きなんだってよ」
という声が聞こえてきた。
戸を開けようと思っても外から押さえているらしく、開ける事が出来ない。
前の戸も後ろの戸もダメ。窓から出ようと思ってもここは3階。
僕は諦めて席に座った。ミユも自分の席にチョコンと座っている。
教室の対角線上に端と端。遠くて会話も出来ない。
ミユがボソボソっと何か喋った。
全く聞こえないので席を立ってミユの方へ歩いて行った。
あまり近寄ると警戒すると思ったので、適度な距離が取れる席に座った。
「何言ってたのか聞こえなかったんだけど・・・」
「・・・ゴメンね・・・ゴメンね・・・」
ミユは何度も謝っている。
「何で謝ってんの?」
「迷惑かけたから・・・」
「別に迷惑なんて・・・」
「だって直也君悪くないのにこんな事されて・・・」
「○○(ミユの苗字)だって悪くないだろ」
「ううん、私が悪いの・・・好きな人聞かれて・・・どうしてもしつこくて・・・」
その時どこかの先生が通りかかったらしく、戸を抑えていたヤツらはどこかへ走っていった。
「そろそろ帰ろうか」
「・・・はい」
僕はミユと初めて一緒に歩いた。
気になってた子が自分の事を好きと知ってとても嬉しかった。
しかし、その話題にはあえて触れないようにした。
校舎を出てグランドの分かれ道まで色々な話をしたけど、ミユは1回だけ笑ってくれた。
それから数ヶ月して、バレンタインデーが来た。
家に何か小さい荷物が届いた。ミユからのチョコだった。
小さな手紙がついていて
『学校で渡すと迷惑になると思って。甘いもの嫌いだったら捨てて下さい。○○』
と書いてあった。
ミユの携帯の番号もメールアドレスも知らなかったので返事を書いた。
ヘタに正義ぶるのは性に合わない。僕は自分の気持ちを正直に書いた。
『チョコありがとう。甘いもの大好きなのでいただきます。この前は少しの間だけだったけど話ができて楽しかったです。○○の気持ちはとても嬉しいです。だから僕の気持ちを正直に書きます。人は自分にないものに憧れます。僕は幸か不幸か男に生まれてしまいました。だから○○の大きな胸にとっても憧れてます。嫌な気持ちになったらこの手紙を破いて捨てて下さい。直也』
ちょっと直球すぎるかなと思ったけど、元々話もしない関係だったし周りに言いふらす子でもないし、思い切って投函した。
そして一週間後、返事が来た。
携帯電話はまだ持っていないらしく、パソコンのメールアドレスが書かれていた。
『私は自分の胸があまり好きではありません。けど、胸のことをよく書いてくれてありがとう。ちょっとだけ元気が出ました。よかったらメール下さい。○○』
と書かれてあった。
その日の夜からミユとメールをした。
進んでいる家でもISDNの時代。僕の家ではまだモデムで、ピーピーガーガー繋いでやり取りしていた。
メールを受信する時間がもどかしかった。
届いたメールには自分の胸が嫌いな理由が赤裸々に書かれていた。
みんなが好奇の目で見る事が一番の理由。
特に薄着になる夏が嫌いで、街を歩いているとほとんどの男性の目は胸に集中するらしい。
色んな勧誘を受けるが怖くて相手にしていなかったんだとか。
人には色んな悩みがあるんだなぁ・・・と思って読んでいた。
学校では一切話をしていないが、僕とミユはメル友の関係になった。
2~3日メールが続いた。
一番の話題は胸の事。
僕がどれほど元気づけても話がポジティブな方向に進まない。
結局こんな胸は嫌だで終わってしまう。
そろそろこっちも嫌になってきた頃・・・実は胸に関して一番の悩みがあるという。
ちょっと聞いて欲しいと書いてあった。
実は一番の悩みは、乳輪が大きい事らしい。今思うと巨乳にありがちな話。
これがあるので何に対しても臆病になってしまうとの事。
人の目が恐くて健康ランドにも行けず、修学旅行はひたすらタオルで隠していたようだ。
『直也くんは大きい乳輪はキライ?』
と質問してきた。
学校で男子に、
「お前乳輪でかいんだろ」
と言われたらしい。
最初は意味が分からなかった。僕はまだ中学生。
乳輪が大きいから小さいからといって何があるのか分からなかった。
正直よく分からないと書いて返信した。
次にミユから来たメールにはJPGファイルが添付されていた。
何だろう?と思って開いてみると、物凄い大きい真っ白なおっぱいの写真。
ミユが自分でデジカメで撮って送ってきたらしい。
その写真を見てやっと意味が分かった。確かに大きめの乳輪が写っていた。
乳輪と皮膚の境い目が分からないほど色素の薄いピンクの乳輪。
そして乳首。
彼女は
『これで嫌いになったでしょ』
と書いている。
今思うと外人(白人)の巨乳タイプ。
正直、綺麗だなぁという感想しか出なかった。
その通りの事を書いたらミユは喜んでくれて、少しメールの内容も明るくなった。
それから数日メールが続いたある日。
また生徒会の仕事がありクラスで最後の帰宅になってしまった。
廊下に出ようとするとミユの姿があった。
「あ、あの・・・」
「ど、どうしたの?」
「変なメール送ってごめんね・・・」
「いや僕、女の子がどんな事で悩んでんのか全然知らないから・・・」
「直也くんって優しいね」
「そんなことないって」
「毎日胸の話ばっかりで・・・ごめんね」
「いや、僕は○○の胸好きだし」
「ホント?」
「うん」
「ねえ、前に手紙で私のおっぱいに憧れてるって言ってたよね」
「うん」
「あの・・・」
「うん?」
「・・・大きなおっぱいに触りたい・・・って書いてたよね」
「ああ、改めて言われると恥ずかしいな・・・」
「私の・・・こんな胸でも触ってみたいと思うの?」
「うん、思うよ」
「ホント?」
「うん」
「ホントに触ってみたい?」
「うんうん」
「あの・・・」
「ん?なに?」
「あの・・・あの・・・」
「なに?どうしたの?」
「よかったら・・・ちょっとだけ・・・触って・・・みる?」
「え?ここで?」
「ううん、ここじゃ恥ずかしいから人の来ないところで」
「どこにしよう?」
「どこかの倉庫なら人来ないと思うんだけど」
「じゃあ生徒会室来る?僕で最後だったし」
「入ってもいいの?」
「入っていいよ。まだカギ持ってるから」
僕とミユは生徒会室に向かった。
「さあ、入って」
「お邪魔します。わっ、結構広いのねこの部屋」
「で・・・さっきの話だけど・・・」
「うん」
「いいの?ホントに触っても」
「・・・うん」
「どうしようか・・・」
「とりあえずカーテン閉めてくれる?恥ずかしいから。それとドアに鍵を」
「うん。これでいい?」
「うん。あの・・・服の上からでもいい?」
「・・・そうかぁ・・・○○がそれしかダメって言うならそれでもいいけど・・・」
「けど?」
「できれば・・・」
「できれば?」
「・・・直に触ってみたい」
「じゃあ、私・・・ここで脱ぐの?」
「あの、嫌ならいいんだよ。ホントに」
「い、嫌じゃないんだけど・・・恥ずかしくて」
「そうだよね。恥ずかしいよね・・・」
「でも・・・私、前に写真送っちゃったしね・・・それで見られてるし」
「うんまあ・・・確かにその時に見ちゃったけど・・・」
「うん、じゃあ脱ぐね・・・あの・・・恥ずかしいから後ろ向いててくれる?」
ミユは上に着ているものを脱ぎ始めたようだ。
静かな生徒会室で衣擦れの音が聞こえてくる。
自分のすぐ後ろで巨乳少女が制服を脱いでいると思うと心臓はドキドキ、喉はカラカラ。
「ね、ねぇ・・・」
「え?なに?」
「あの・・・ね・・・お願いがある・・・」
「なに?」
「ブラ・・・外すところだけは・・・見たい」
「えっ?そんなとこ見たいの?何で?」
「特に理由はないんだけど・・・何となく見たくって」
「うん・・・恥ずかしいけど・・・見たいならいいよ。こっち向いて」
振り向くと、ミユは胸の前で腕を交差していた。
かなりでっかいブラが見える。そして凄い谷間。
「な、何カップ?」
「・・・エッチ」
最初は僕の事をスケベと思ってエッチと言ったのだと思った・・・しかし違った。
Hカップだった。
「じゃあ・・・ブラ・・・外してくれる?」
「うん・・・そこで見てるの?」
「ダメ?」
「ダメじゃないけど。恥ずかしい・・・」
「お願い。外すとこだけは見せて」
「うん・・・じゃあ・・・いいよ・・・」
ミユは後ろに手を回しブラを外した・・・僕は唖然とした。
写真とは違い、初めて生で見る巨乳いや、爆乳。
目の前に揺れるHカップのおっぱい。その迫力に言葉が出なかった。
恥ずかしくなったらしく、ミユは手を交差して胸を隠した。
ミユは照れ隠しからか何度か笑った。
「何か恥ずかしくて・・・鼻水出そう」
「え?鼻水?」
ミユは指先で何度か鼻の下を触った。
「すごく恥ずかしい・・・」
「ねぇ、ちょっとだけ触っていい?」
そう言うとミユはゆっくりと両手をどけ、僕は手のひらでミユのおっぱいを包んでみた。
ミユの体に力が入ったのが分かった。
「触られるのって初めて?」
「うん。妹は面白がってたまに触ってくるけど、男の子の手は初めて・・・」
手のひらから溢れるボリューム。物凄く柔らかい弾力。ズッシリした重さ。
もう、溜め息しか出なかった。
「凄い肩がこるの・・・」
そう言われ、ミユが猫背になる理由が分かった。こんな重いの持ってたら無理もないと思う。
ピンクの可愛い乳首も触ってみたら、ミユは肩をすぼめて下を向いた。
ここで僕のスケベ心に火が点いた。
頭を回想するアニメ雑誌の例の衝撃的なひとコマ。
僕は迷った。
どうしてもミユにお願いしたい事がある。でもこれをお願いすると絶対に嫌われる。
ここまで仲良くなれたのに、こんな事でミユを失うのは嫌だ。
でもこんなチャンスは滅多にない。どうしても願いを叶えたくなった。
僕は思い切って打ち明ける事にした。
「お、お願いが1つだけある」
「なぁに?」
「もし嫌だったら、嫌だったらハッキリ嫌だって言ってもらっていいから」
「なに?改まって。何のお願い?」
「もし嫌でも僕のこと嫌いにならないで」
「分かったわよ。なあに?」
「・・・は、挟んでください!!」
「え?」
「言ってる意味分かる?」
「分かんない。挟むって?」
「やっぱり分からない?」
「うん」
「あのね・・・」
「なに?真っ赤になって」
「チ・・・チンポを・・・」
「え?チ・・・?」
「おっぱいで挟んで欲しい」
「え?何それ?」
「見た事ない?分からない?」
「え?見た事ないけど・・・そんな事してどうするの?」
「いや、何やらね・・・」
「うん」
「すごい気持ちいいらしい」
「え?私が?」
「いや、僕のチ・・・チンポが・・・」
「そうなの?」
「うん。1回だけでいいから」
「よく分かんないけど、そんな事で気持ちいいなら・・・いいよ」
「ホント?」
「直也くんはどうするの?脱ぐの?それともパンツごと挟むの?」
「僕はパンツ脱ぐ」
「え?恥ずかしくないの?」
「うん。挟んでくれるなら恥ずかしくない・・・ちょっと恥ずかしいけど」
「じゃあ、そのチ・・・いや、それ・・・出してくれる?」
「う、うん」
僕は下に穿いているものを脱いだ。
ブリーフには勃起したチンポが浮き彫りになっている。
ミユは目を背けた。
「ぬ、脱ぐよ・・・」
「は、はい、どうぞ・・・」
僕がブリーフを下ろすと、勃起したチンポがブルンと勢いよく飛び出た。
「こっち向いていいよ」
「いいの?」
ミユが僕の方を向いた。
「キャッ!」
ミユの目が丸くなった。
「すごぉい・・・こんなに大きくなるの?」
「うん、凄く興奮してるから・・・」
「ところで挟むって?」
「両手を胸を持ってちょっと開いてくれる?」
ミユは僕の言った通り、大きな胸を両手で持って左右に広げた。
「そのままでちょっと立ち膝になってくれる?」
「こう?」
「ここのところにね・・・」
僕は立上ってミユに近寄った。
「僕のをこう挟むの。両手でおっぱいを中央に寄せてくれる?」
「こうでいいの?」
挟まれたその時の感触。温かい・・・そして柔らかい・・・何とも言えず気持ちいい。
チンポが柔らかいものに包まれている事に幸せのようなものを感じる・・・そうか・・・こんな感じなんだ・・・ああ・・・気持ちいい・・・。
僕が天を見上げて恍惚の表情になっていると、下からミユの声がした。
「こんなのが気持ちいいの?」
「あ、そのままおっぱい寄せててね」
「うん」
僕は試しに上下運動を開始してみた。
はぁ・・・すんごい気持ちいい。オナニーなんか比べ物になんない・・・僕はどんどん息が荒くなっていった。
ミユは僕に言われるがままにおっぱいを必死に中央に寄せている。
「直也くん大丈夫?」
「うん、凄く気持ちいいよ・・・」
「○○、あの・・・」
「ん?」
「出してもいい?」
「え?何を?」
「あの・・・精子?」
「え?精子?」
「う・・・うん、もうちょっとで出そう」
「え?出すの?出すとどうなっちゃうの?」
「どうもしないよ。おっぱいの谷間がちょっと汚れるだけ」
「それって拭けばいいの?」
「うん」
「じゃあ、いいよ」
Hカップのパイズリはあっと言う間に終焉を迎える。
「ああっ、で、出るっ・・・!」
僕はミユの胸の谷間に思いっきり射精した。
・・・うわぁ気持ちいい。
あのひとコマの男の表情の意味が分かった。
「キャッ!いっぱい出た・・・」
「はあっはあっはあっ・・・」
「気持ちよくなっちゃったんだ」
「うん、ゴメン・・・こんな事して」
「いいよ。直也くんが喜んでくれるなら」
「あ・・・ありがとう・・・」
「ど、どういたしまして・・・」
僕は近くにあったティッシュでミユの胸の谷間を丁寧に拭いた。
「ちょっと変な匂いするけど・・・ごめんな」
「ううん、いいよ。実は・・・私も・・・ちょっとドキドキしちゃった」
「○○の胸・・・凄く気持ちよかったよ」
「そうなの?私よく分かんないけど」
「あ、ありがとう・・・ぼちぼち帰ろうか」
「うん」
「今日の事・・・2人だけの秘密にしてくれる?」
「うん」
この時、クラスのヤツらに分からない秘密を持つ楽しさを知ってしまった。
中学生生活がこの日を境に10倍楽しくなった。
ミユは奥手で、その後エッチに発展する事はなかった。
早く次に進みたくて何度かメールで誘うような事を書いてみたもののまだ中学生だし・・・の繰り返し。
結局あのパイズリだけでキスも出来なかった。
ミユは中学を卒業後、色んなメディアに登場する。
勧誘は嫌っていたが、あるプロダクションにスカウトされたようだ。
見栄えをよくするために顔もちょっと弄ったみたい。
凄く綺麗になった。
もう僕の事忘れてしまったかな。
でも彼女の爆乳で射精できた最初の男として覚えていてくれたら嬉しいな。

【近親相姦】うちの母ちゃん凄いぞ 中編【体験談】

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の続き

<>61名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)20:55:44.11ID:L5z77960<>

母ちゃんに、浅見さんが褒めてくれるどころかほとんど口も聞いてくれないとボヤいたら、
母ちゃんが「じゃあ自分から話しかけたらいいじゃん」と言った。
そういえば、自分から話しかけた事ないなと思ったので、話しかけてみようと思った。

それからすぐ、浅見さんと二人のシフトの時。
浅見さんの様子をうかがいながら、それでも頑張って話しかけてみた。

私「暇ですね」
浅見さん「あぁ」
私「なんで暇なんでしょうか」
浅見さん「さぁ」

私「暇で疲れちゃうなぁ」
浅見さん「(無視)」

浅見さんは言語障害なのでは?と思った。

<>72名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)20:59:37.94ID:L5z77960<>

トレーナーに、浅見さんの無愛想さについて愚痴った。
「あの人すぐに私を無視するんですよ」と言ったら、
トレーナーから「あんたも負けずに無愛想じゃん」とすぐに言い返された。
確かバイト初めて一カ月くらいで、毎回私のまかないはトレーナーが直々に作ってくれていた。
イカとかタコとか安いネタは嫌いですと言ったら、
イヤミのようにイカだけ10カンとか、タコだけの巻物を5本とかまかないとして渡されたと思う。

<>75名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:01:02.46ID:70RAdM.o<>
相変わらず図々しくて安心した

<>80名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:02:44.41ID:WGsg9bw0<>
当方、関東在住ですが「タコの巻物」なるものを見たことが無いです。
あれか、まかない用の隠れメニューってやつか?

80
もちろんタコの巻物なんか商品にはないけど、寿司屋のまかないは比較的自由ですよ
極端な話、うににいくらに数の子の豪華3ネタ巻きとかも作れる
多分売りにだせば一本400円くらいしそうな高い巻物です

<>85名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:04:13.54ID:L5z77960<>

もっともっと仕事ができるようになったら、高いネタをまかないで出してやると言われたので、
「じゃあ店長を目指して、毎日うにを食べます」と言った。
トレーナーはゲラゲラ笑っていた。

休憩時間も終わろうとした時に、トレーナーが「浅見さんは、韓国映画が好きだよ」と言った。
私は韓国映画なんか見たことないし、全然興味もなかったけど、
帰りにピザからツタヤに誘われたので、何の気無しに一本韓国映画を借りてみた。

<>89名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:08:23.47ID:o2hh9IAO<>
ピザとは仲いいんだな

<>90名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:09:25.68ID:L5z77960<>

ブエノスアイレスっていう、ホモ映画だった。
初めて見た韓国映画がこれだったので、今でも韓国映画=ホモという偏見が抜けない。
韓国映画好きな人ごめんね。

特にホモに偏見はないというか、むしろ興味しんしんで見たブエノスアイレス。
ぶっちゃけ内容が難しすぎて意味が分からなかったけど、
次に浅見さんに会ったら話してみようとわくわくした。
今思えば、中学生が先輩に初恋をする感覚に近いかもしれない。
私は別にレズとかじゃないけど。

<>91名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:11:23.70ID:ChGK96DO<>
会話のきっかけがホモネタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

<>92名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:11:50.54ID:R0slvago<>
クズ子はホント浅見さんに惚れてんのなwwww

<>94名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:13:00.98ID:L5z77960<>

待望の浅見さんに会えるシフトの日、朝一番に話そうと思ったけど、
浅見さんの朝一はとても忙しいので我慢した。
10時になればシャリ炊きも終わるので、10時になったら話そうと思った。
だけど、10時になったもなんか邪魔が入った、なんだっけ、多分大型の注文だった気がする。
また忙しくなる浅見さん。
イライラしてたので、その日のレジで客相手に八つ当たりしまくっていたと思う。

<>98名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:13:46.32ID:70RAdM.o<>
客に当たるなよwwwwwwww

<>106名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:18:15.71ID:L5z77960<>

あぁ、なんで当時ブエノスアイレスを借りたのか思いだした。
トレーナーから、浅見さんが好きな俳優を聞いてて、その俳優の映画を探したからだ。
ちなみに、「レスリー・チャン」ね。

いつも、14時に浅見さんは上がってしまう。
トレーナーが14時頃過ぎに来て、私はトレーナーが来てから休憩に入れるので、
若干浅見さんとは休憩もずれてしまう。
今日はチャンスがない!せっかく見たのに!400円も出したのに!
と本気でイライラしていたら、浅見さんがとことこやってきて、突然私の髪の毛を指差した。
「あんた、それ自毛?」
一瞬きょとん、としたけど、あぁ、金髪の事かと思ったので、「違います」と答えた。
そしたら浅見さんが「やっぱりね」と言った。
浅見さんから声をかけてくる事自体珍しいし、
何よりもこんなに言葉数多く会話出来る嬉しさに舞い上がりながら、
「な、なんでですか!?」と興奮ぎみに聞いたと思う。

<>113名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:23:59.10ID:L5z77960<>

「いや、あんた眉毛は黒いのに髪の毛はあかいから、変な感じがしてたし」

世の中のおばちゃんて、染めている髪の毛を全部まとめて「あかい」っていうんだろ?
でも浅見さんはおばちゃんぽくないし、かっこいいから全然オッケーだよ!
と、思っていたと思う。

浅見さんが、「最近真面目に来てるのに、そんな頭じゃぐれてみえるからもったいない」と言った。
もう一度聞きたかったので、聞こえないふりをして、浅見さんに同じ言葉を3回言わせた。

最近真面目に来てるのに
最近真面目に来てるのに
最近真面目に来てるのに

言語障害で褒められない病の浅見さんが、はじめて褒めてくれたと思って、有頂天だった

<>122名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:28:17.38ID:T/ENWKko<>
大事なことなので3回言わせました

<>115名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:25:41.65ID:hZffoYDO<>
どうしよう。ほんと可愛いこの子。

<>124名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:28:35.95ID:L5z77960<>

聞こえないふりをしている私を、浅見さんはお見通しだったんだろう。
「あんた面白いね」と言って、満足そうにしていた。

勢いにのって、「あの、昨日ブエノスアイレスを見たんです!!」と言ったら、
浅見さんの表情がくしゃっと崩れた。嬉しそうな顔をしてたと思う。

「なに、あんた韓映画好きなの?」
「いや、全然好きじゃないけど、見ました」
「なんで好きじゃないのに見たのww」
「浅見さんが好きだって聞いたから見てみました」

一瞬ぴたっと動きをとめた浅見さんは、次の瞬間握っていた寿司を静かにおいて大笑いし始めた。

<>130名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:30:17.00ID:WGsg9bw0<>
124
なんだこの展開・・・ニヤニヤがとまらねぇwwwwww

<>137名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:31:57.83ID:L5z77960<>

帰り際、浅見さんから名刺をもらった。
レスリーチャン愛好家仲間で使用している名刺なんだと。
浅見さんの本名と、連絡先が入ってて、「メールでも電話でも、いつでもしてこい」と言ってくれた。
帰り際に手をふってくれた浅見さんに胸キュン(笑)しながら、
夜のシフト中もずっとその名刺を眺めていた。
結局、ほとんど毎日店で会えるのでメールも電話もした事なんかなかったけどね。

<>153名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:40:10.90ID:A8QotIAO<>
浅見さんカッコいいよ浅見さん

<>142名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:34:48.54ID:L5z77960<>

その日帰宅してから、妹をリビングに呼びつけて正座させた。
「ほら、これ見て!」と言って、浅見さんからもらった名刺を妹かにに見せびらかした。
とりあえず褒めようと思ったのか、妹は首をかしげながら「す、すごーい」と言ってた。

意味が通じなくてもいいので、誰かに自慢したかった。
ずっと勉強して、やっと試験に受かった時の達成感に似てるかもしれない。
私は試験なんぞ受けたことがないが。

<>150名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:38:57.61ID:L5z77960<>

トレーナーに浅見さんに、いざ二人から構われてしまえば、
パートのおばちゃんも私に優しくなってくる。
なんか、母親に媚びている社員たちを思いだして嫌な気分になった。

パートのおばちゃん達の話は、どこの職場でも一緒。上司の愚痴だ。
ひたすらトレーナーや ベテランパートの浅見さんの悪口を言って、
でも本人たちを前にすればへこへこし始める。
それを見ているだけでも嫌だったし、トレーナーや浅見さんの悪口を聞くだけでイライラしていた。

<>160名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:45:15.91ID:L5z77960<>

ある日に、客から私の髪の毛の事をグダグダ指摘された。
多分髪の毛の事というか、私の無愛想加減にイライラした客が、
私の身なりにいいがかりをつけてきたんだろうけど。
その時一緒に入っていたパートさんが出てきて、客にぺこぺこ頭を下げていた。

そのパートが、トレーナーに
「挨拶とかそんなのはどうでもいいから、クズ子のあかい頭をなんとかしてくれ」と言っていた。

<>166名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:52:48.79ID:L5z77960<>

お前こそ、そのたわしみたいな頭をどうにかしろよと思ったけど、
なんか面倒くさかったので聞こえないふりをして勝手に休憩に上がった。
休憩に上がったら浅見さんがいた。
なんでいるんだろう、今日は休みなはずなのにと思ったら、
「今日は昼から大型注文があるから、トレーナーと二人で注文商品だけ作りにきた」と言っていた。
着替えている浅見さんに、さっきの話をした。

「確かに、あんた真面目な子なのに、その頭じゃふりかもね」と浅見さんは言った。
人は見かけじゃないけど、それが通じるのは知人からで、
客なんかにしたらあんたが真面目に働いてる事なんかわからないし、
金髪=不真面目と思われても仕方ないと言われた。

「あんたもトレーナーに仕込まれてやっとバイトらしくなってきたのに、
たかが髪の毛の色で評判が落ちちゃもったいない」とも言われた。

なので、帰り道に髪の毛を黒くするやつを買おうと思った。
よく分からなかったので、
とりあえず「ビゲンの白髪染め〜黒々つやつやな髪に〜」とかいうのを買ってみた。

<>168名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)21:53:53.12ID:LHorAaQ0<>
ちょwwwwwwwwwwww
白髪染めはやめとけwwwwwwwwww

<>179名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)21:58:16.39ID:L5z77960<>

別に白髪じゃないのに、白髪染めで髪の毛を黒くした事がある人は分かると思う。
とにかく、びっくりするほど漆黒になる。
風呂場で染めて鏡を見て、一瞬誰だか分らなかった。

母ちゃんは、風呂に行って出てきたら髪の毛が真っ黒になった娘をみて、
「何それ、カツラ?」と言った。
妹も、「お姉ちゃん、それカツラ?」と言った。

あまりにも違和感がありすぎて、顔から黒髪が浮いていたらしい。

<>185名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)22:02:41.94ID:L5z77960<>

翌日出勤したら、久しぶりに朝からトレーナーがいて、私を見るなり「それカツラ?」と聞いた。
常連のお客さんも、「姉ちゃん、カツラ?」と聞いた。
午後からのパートさんも、「あらやだ、クズ子ちゃんカツラみたいwwww」と言った。

今すぐバリカンで頭丸めようかと思ったけど、突然店に浅見さんが来たのっで緊張した。
どうやら、トレーナーが「クズ子が頭黒くした!」と電話をかけたらしい。
でも浅見さんにも、「あんた、何それwwwwwwwwか、かつらじゃんwwwwww」と笑われた。
もう二度と髪の毛は黒くしないと思った。

<>192名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)22:07:47.16ID:L5z77960<>

そんなに笑う事ないのにと思ってむかっとしてたら、どうやら顔に出ていたらしい。
すぐに浅見さんが、「ごめんごめんww」と言ってくれた。

「似合ってないけど、いいよそれ」
「それ褒めてますか?」
「褒めてるよ」
「嘘だ、笑ったくせに」
「褒めてるってばww真面目な優等生に見えるよ」

けらけら軽く笑う浅見さんと、トレーナー。
めちゃくちゃ腹がたったし、“髪の色を直した”事について誰も褒めてくれないので、
それにもイライラした。

唯一褒めてくれたのはピザだけだな。

「クズ子、いいじゃん!それいいよ〜!ふかわりょうみたい!」

と褒めてくれた。

<>193名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)22:07:49.03ID:Wc.ISv.o<>
カツラに定評のあるクズ子wwwwww

<>206名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)22:10:15.49ID:aKe7EAAO<>
ふかわwwwwww
せめてクレオパトラとか言ってやれよww

<>252名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)22:53:49.17ID:L5z77960<>

なんだかんだで、ふと気づけば一カ月働き終えた所で、遅刻と欠勤がゼロになっていた。
いや、ゼロじゃないけど、ほぼゼロ。私計算でゼロ。週に2、3回しか遅刻してないし。

日給大体6000円。週に5日勤務なので、週3万円稼げる。
そしたら一カ月で12万。12万もあれば数カ月はニートが出来ると思った。

<>254名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)22:55:05.56ID:ChGK96DO<>
勤務の半分は遅刻じゃねえかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

<>259名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)22:58:27.15ID:BCbjPUQo<>
相変わらずのクズっぷりに安心したww

<>262名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)22:58:41.40ID:L5z77960<>

最初の頃は一カ月目の給料をもらったらもやめようと思ってたけど、
トレーナーに「来月は浅見さんがいる日は全部シフト入れて下さい」と言ってた。
来月も働けるのか?
と自分で自分が疑問だったけど、なるようにしかならないだろうとも思った。

勤めて一カ月目。
一ヶ月目というか、いわゆる締め日という日。
私は、締め日当日に給料がもらえるもんだと思ってたので、帰り際に何買おうか迷っていた。
浅見さんに、「今日お給料日ですね」と言ったら、
「締め日当日に給料が出るわけないでしょ」と言われ、給料日があと10日も先だと知った。

なんか一気にやる気がなくなったので、この日も適当に客の相手をした。

<>268名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:01:48.75ID:L5z77960<>

母ちゃんに、「もうすぐ給料日だ」と言ったら、「初任給だね」と言われた。
初任給とは、勤めてから初めてもらうお給料の事である!

初任給でありがちなのは、母ちゃんにプレゼント買ったり、母ちゃんにまるまるあげたり…
そんな親孝行な子供が多い日本ですが、私は親孝行ではないので、
さっそくアマゾンで通販予約をしまくろうと思った。
クレヨンしんちゃんが大好きな私は、クレヨンしんちゃんのDVDを大人買いしようと思った。

<>276名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:05:27.14ID:L5z77960<>

新しいPCも欲しかったし、でも、12万でぱーっと高級寿司屋に行ってもいいなとも思った。
もちろん一人でな。
えんがわを買ってもいいなとも思ったし、ブックオフで12万円分漫画を買ってもいい。

12万円を一カ月に分けて使おうという意識がまるでない私は、
とにかく12万円をどう一日で使い切るか真剣に考えた。
考えた結果、冷凍の刺身と米と酢を死ぬほど買えば、
万が一バイトを辞めてもニートをしながら家で寿司食べられるじゃん!と思った。

さっそくアマゾンで冷凍の刺身を探した。

<>278名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)23:06:39.18ID:V30EsEMo<>
アホの子だwwwwww
萌えるwwwwww

<>284名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:11:44.90ID:L5z77960<>

結局、遅刻に欠勤を繰り返していた私の手元にきた初任給は、10万円もなかった。
しかも、何とか税とかいうのが引かれていて、詐欺だと思った。

トレーナーから「初任給で何買うの?」と聞かれたので、「冷凍の刺身を買います」と言った。
「あんた本当に寿司が好きだねww」と言われて、「で?他には?」と再び聞かれた。

「冷凍の刺身だけです」
「えぇ?あんたのお母さんには?」
「いや、母ちゃんは稼いでいるので、いざとなれば自分で何でも買えるし。
私が何か買っても喜ばないと思います」
「あんた、親の心を分かってないねー」

金額じゃなくて気持ちなんだよとか言われた気がするけど、
それよりも早くアマゾンで刺身を注文したかったので、話の途中でトレーナーを無視して帰宅した。

夜道で人に10万縁盗まれないか心配だったので、
はらまきの下の下着の中に給料の封筒を入れて持ち帰った。
ちなみにこの店振り込みじゃなくて現金支給ね。
当時だけじゃなく今でも現金支給だよ。

<>294名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:15:09.98ID:L5z77960<>

冷凍の刺身はたくさんアマゾンで並んでいるけど、
どれが美味しいのかよく分からなかったので母ちゃんに聞こうと思った。

リビングへ行ったら、母ちゃんと妹がいて、妹がめそめそ泣いてた。
「どうしたの?」と聞いたら、母ちゃんは私に「そこに正座しなさい」と言われた。

直観的に怒られると思ったし、
テーブルの上に昔妹からくすねたお年玉の袋(もちろん空っぽ)がいくつも置いてあったから、
あぁ、ばれたんだなと思った。

<>299名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)23:16:52.98ID:/ddBb/s0<>
ついにばれたwwww

<>307名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:20:14.74ID:L5z77960<>
「クズ子、妹のお年玉がないんだけど、知らない?」

知らない?とは言うけど、母ちゃんの口調から全部ばれてると瞬時に分かった。
今までばれなかったのになんで今更、と思ったら、
今日初任給をもらえる私のために妹がお祝いのプレゼントを買おうとしてくれたらしい。
お姉ちゃんのプレゼントを買おうと、貯めていたお年玉袋を見たら中身が入ってなくて、
母ちゃんに話したというわけだ。

<>320名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:26:07.22ID:L5z77960<>

とっさに思ったのは、謝ろうでもなく、しらばっくれようでもなく、
「あ、また頭おかしくなったふりしよう」だった。
頭おかしくて、無意識の内にやりました!って言えばいいじゃん!と思った。

でも、なぜか思いついたくせに出来ない。
多分、一カ月前の私なら何の迷いもなくやっていたと思う。
母ちゃんには嘘をつけないし、何より多分すぐばれる。
トレーナーみたいに、すぐに嘘だと見抜いて、めんどくさい事になるだろうと安易に想像できる。

遅刻癖が激しかった時に、トレーナーから「遅刻したら挨拶と一緒に謝罪をする事」と教えられていた。
なので、この時だけは素直に「ごめんなさい」と謝った。
多分、家がおかしくなって自分もおかしくなってから、はじめて心から人に謝罪したと思う。

<>322名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)23:27:53.25ID:F72bKYAO<>
クズ子がかわった!!!!

<>329名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:30:59.80ID:L5z77960<>

謝ったら、なんか悲しくなった。罪悪感がわいてきて、どうしよう、と思った。
妹を見たら、妹は「お姉ちゃんは悪くないよ」と言った。
「泣かないで、お姉ちゃんごめんなさい」と妹が謝っていた。
また罪悪感がわいた。

人の物を盗むと、その人が傷つくというごく当たり前の事を、この時はじめて身をもって痛感した。
妹が泣いてる姿を見たくないと思った。
昔むかし、お金を盗んで、それに対して悪びれる様子もない私を見て、
兄ががっくると肩を落として、それ以来出ていってしまったんだっけなとも思った。
困った事に、私が家族をめちゃくちゃにしている事に気付いてしまった。

<>333名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土)23:33:21.00ID:9DAoD2SO<>
なんかグッときた

<>339名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:38:33.22ID:L5z77960<>

働けて、結構普通の人に戻っているつもりだったけど、結局私は駄目な人間のままだと思った。
なんか頭がパニックになり、母ちゃんと妹にひたすら謝った。
母ちゃんは何も言わなかった。
妹が「もういいよ」というたびに、母ちゃんが「もうよくない、妹は黙っていなさい」と言った。

ついに見放されると思った。

母ちゃんは、「お金は何に使ったの?」と聞いてきた。
覚えてなかったので、「分からない」と答えた。

「悪い事に使った?」
「分からないけど、でも遊んだりとか、絶対良い事には使ってないと思う」
「どうして盗んだの?」
「お金がなかったから」
「お金がなくて、お寿司が食べたいからってあんたは今働いてるでしょ」
「うん」
「今精一杯がんばってるでしょ」
「うん」
「じゃあ、妹に一番謝って、次に謝るのは母ちゃんじゃなく、今頑張ってる自分に謝りなさい」

頑張ってても、結局悪い事しちゃったら全部水の泡なんだと言われた。

<>349名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:43:34.07ID:L5z77960<>

「じゃあもう、私は駄目だね。人間の屑だから生きてる資格ないね」
と言ったら母ちゃんにぶん殴られた。

あんたは、一番大切で一番心が難しい時期に家がめちゃくちゃになっちゃって、
病気になったのも仕方ないと言ってくれた。
でも、病気を克服したのだって、家の手伝いをしたのだって、
妹や母ちゃんに弁当やお菓子を作ったのだって、別に誰の力も借りてないし、
あんた一人で頑張った事でしょうって言われた。
働こうって思ったのだって、母ちゃんが言ったからじゃなくて、自分で思ったんでしょうって言われた。
自分で見つけた仕事先で、精一杯頑張ってるお前の一体どこが駄目なんだと怒鳴られた。

めちゃくちゃ怖かった。
なんか、嬉しいとか悲しいとかじゃなくて、
怒鳴っている母ちゃんが怖いという意識しかなかったと思う。

<>352名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/18(土)23:46:52.95ID:L5z77960<>
「例えばあんたが人を殺しても、母ちゃんだけはあんたの味方だよ」
「生きてる価値がないと思ったんなら、価値がある人間に変わればいいじゃない」
「母ちゃん、あんたが“生きてて良かった”と思える人生を送るためなら、なんだってする」
と言ってくれて、背中だか肩だかを叩かれた。

<>380名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:02:58.92ID:WuCu4FE0<>

妹が、「お姉ちゃんがいなくなったら、妹は泣くよ」と言った。
妹のお金をぱくるような姉なのに?と聞いたら、
「それは仕方ないよ、だってお姉ちゃん働いてなかったんだから」と言った。
妹が可愛いと思った。
なぜ妹は若干11歳くらいなのに、こんなに姉思いなんだろうと思った。
私は黙って部屋に戻ると、もらったばかりの初任給の封筒を持って再びリビングに戻った。
封筒から5万円は抜いて自分のポケットにしまい、残り5万円入りの封筒を母ちゃんに渡した。

<>381名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)00:03:44.63ID:OJBBP/Qo<>
自分の分はしっかり確保するのなwwww

<>392名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:07:54.67ID:WuCu4FE0<>

初任給をほぼまるまる渡した(はず。5割だからまるまると言ってもいいよね)私に、
母ちゃんが「これは何?」と聞いたので、
「妹のお金を盗んだ分と、あと、お兄ちゃんのお金を盗んだ分の弁償」と言った。

お兄ちゃんのお金も盗んでいた事に母ちゃんはびっくりしていたけど、
「あとでお兄ちゃんにもきちんと電話しておくなら渡す」と言ったので、約束した。

多分、5万なんかじゃ全然足りていないと思うけど、
それでも、過去の罪が清算されたような気分になって、視界が明るくなった気がした。

<>394名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)00:08:57.06ID:Mm3LzZQo<>
まるまるは全額だよ!!

<>402名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:15:48.38ID:WuCu4FE0<>

正直にいって、5万円は大きいし、出来たら渡すのは嫌だった。

そのまま兄に電話した。
兄は、最初こそずっと黙っていたけど、
私が働き始めた事は母ちゃんから聞いて知っていると言ってた。

「今日、お給料はじめてもらえたから、お兄ちゃんにお金返すね」と言ったら、
お兄ちゃんが「一カ月続いたのか!」とびっくりしていた。
そのあと、ごめんなさいと謝ったら、「正直、許せない」と言ってた。
だけど、お前があともう一カ月頑張って働けば許すと言ってくれた。
あと一カ月も働くのかよと思って「自信ない」と答えたけど、
「お前なら出来るよ」と兄は強く言ってくれたので、一応「分かった」と言っておいた。

<>405名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)00:17:53.72ID:cfV9IhUo<>
クズ子の周りの奴って温かいな

<>414名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:23:31.78ID:WuCu4FE0<>

こうして、私の初任給はほぼ全額家族に渡したわけだ。
元々人の金だったやつを返しただけだろww禁止。
残り5万円で、刺身を買おうと思った。
5万円分でも、かなり良い刺身が買えるからね。

ある日、トレーナーに「あんたももう研修期間じゃないんだから、今から握りを教える」と言われた。
機械で成型されたシャリ玉にネタをのせるだけじゃん、
らくしょうでしょ、と思っていたが、これが意外に難しい。
回転すしとかで、まさに「シャリ玉にネタをのせただけ!」という寿司を見かけるが、
うちのお見せは一応目安としてシャリ玉を使うだけで、ネタを乗せてからもしっかり握っていた。

イカがつるつるしてるのでよくシャリから外れる。
イカが大嫌いになった。
タコもつるつるしてるのでよくシャリから外れる。
安いくせに調子こくなよ、とタコが大嫌いになった。

<>428名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:29:16.00ID:WuCu4FE0<>

トレーナーに、「握りにくいので、イカとタコが嫌いです」と言ったら、
「10000カンくらい握れば慣れる」と返された。
あと、あんなに好きだったえんがわも握りにくかった。
でもえんがわは高いし美味しいので、別に嫌いにはなっていない。
初めて握りの練習をさせてもらった日、今日のまかないは自分で握れと言われたので、
えんがわとうにだけの握りを作ろうとウキウキしていたら、なぜか用意されていたネタは、
イカとタコだけだった。

「まかないでえんがわ食いたきゃイカとタコを上手に握れるようになるんだね」と、
トレーナーにニヤニヤされながら言われた。
悔しかったので、その日一日お客さんにもイカとタコをオススメしまくって、一日中イカとタコと戦った。

<>432名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)00:31:02.31ID:PTzDFgIo<>
客を巻き込むなwww

<>437名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:37:57.45ID:WuCu4FE0<>

イカとタコは、強かった。惨敗だった。
嫌いとか言ってごめんなさい、と土下座したくなるレベルだった。
ふとした合間にもずっとイカとタコ握りを作る私に、
トレーナーが「クズ子!いくら練習っていったってこんなにネタ使われたらうちも赤字だ」と
苦笑いしながら嘆いた。
5万円という大金を持っている私は、
「じゃあ、私が買いとるのであと30カン握らせて下さい」とお願いした。
所詮イカとタコなんぞ店で一番安いネタだ。
大した金にはならんだろう、と思っての発言だった。

買い取りするなら、という事で、トレーナーも私とイカタコの戦いを許してくれた。
気付けば、山のようにイカとタコの握りが完成していた。
数は覚えてないが、6人前用のパーティー皿にギリギリおさまるくらいだったので、
60カンとか70カンとかあったんじゃないか。

1カン50円なので、合計3000円くらい。
3000円出せば、えんがわがたくさん食べられたのに…と思ったが、
それでも今日70カン握ったんだから、あと9930カン握れば、
まかないでウニとえんがわが食べ放題!と当時は本気で思っていた。

<>438名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)00:39:04.44ID:Mm3LzZQo<>
ここだけ見ると、すごく勉強熱心な子なのに・・・

<>442名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:43:38.92ID:WuCu4FE0<>

私のえんがわへの思いは、もはや執着に近い。
トレーナーも、えんがわやウニのような高級ネタで釣れば私が動く事をよく分かっていた。
えんがわに釣られて大掃除をしたり、下水掃除もしたし、クレーム対応もした。
なんともトレーナーは私の扱いが上手いと思った。

山のようなタコとイカ握りを持ち帰ったら、妹が「何これ?」と聞いてきた。
「お姉ちゃんが戦ったイカとタコだよ」…
とは言わなかったけど、ちょうどいいので夕食で家族に食わせようと思った。

母ちゃんも妹も、「なんでイカとタコ?」って顔してたけど、
「あんたの握った寿司は上手い、世界一上手い」と二人して頑張って食べてくれた。
「また明日も握るから持って帰ってくるよ」と伝えたら、
母ちゃんから「出来たらイカとタコ以外でお願い」と言われたけど、無視した。
それから数日、うちは連日タコとイカの寿司が夕飯だった。

<>450名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:48:42.80ID:WuCu4FE0<>
確か5日目くらいで、ついにタコからの降参が出た。
続けてイカからも降参が出た。
私の完全勝利だ。

握りにくい寿司で練習し続けていたので、気づけばかなり握りが上手くなっていた。
スピードこそ遅いけど、見た目だけはかなり綺麗だ。
最初は安い寿司しか作らせてもらえなかったけど、
段々お店の中でも値段が高い寿司を握らせてもらえるようになった。

気付けばピーク時でもおろおろしないで、握りの戦力になれていたと思う。
まぁ一回コツをつかめばあとは単純作業なので、難しい事は何もない。

<>453名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)00:49:22.46ID:zR5.qz2o<>
軟体戦争終結かw

<>460名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:52:54.68ID:WuCu4FE0<>

ある日に、「まかないを作って休憩に行きな」とトレーナーが言うのでネタを見れば、
えんがわが2枚入れられていた。

「トレーナー、これ食っていいんすか!?え、えんがわっすよ!?ww」と興奮ぎみに聞いたら、
「あんた最近頑張ってるからね、でも毎日まかないにえんがわは無理だよ!」と言ってくれた。

ついに、えんがわのまかないデビューである。

<>464名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)00:54:56.50ID:VKkiFhYo<>
えんがわデビュー早いなww

<>478名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)01:00:30.78ID:WuCu4FE0<>

ううん、5日で克服出来たのはあくまでもイカとタコの野郎だけで、
そこでつかんだコツで、また数週間後に握りを習得したんだ…
だからえんがわデビューも数週間後なの

時系列めっちゃくちゃだな、本当
申し訳ない

<>477名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)00:59:29.88ID:u7zcH/.0<>
つーかやっぱ母ちゃんの子なんだな、やればできまくる子

<>470名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)00:57:53.18ID:WuCu4FE0<>

まかないを持って休憩室へ行くと、ちょうど浅見さんが入れ違い出勤をしてきた。
「見て下さいよ!えんがわ!ほら!」と興奮してまかない握りを見せたら、
浅見さんが「あ、いいじゃん、その顔なら可愛いよ」と言った。
唐突過ぎて何を言ってるのかよく分からなかったが、
どうやら興奮して喜んでいる私の笑顔が可愛いと言ってくれたらしい。
「あんた、もう握りは完ぺきだ!ってトレーナーも絶賛してるんだし、
あとはその顔でレジ打てばもうバイトとしては一人前だよ」

浅見さんにそう言われるとだんぜんやる気が湧いてくるので、
夜からはレジ打ちをさせてほしいとトレーナーへお願いした。
しかしレジの方は全然駄目。
さすがにレジミスはないけど、客から「あんた愛想がねーな」と必ず言われる。

<>534名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)01:27:37.67ID:WuCu4FE0<>

愛想がないと言われるとむかつくので、ますます愛想が悪くなる。
その繰り返しというか悪循環だ。
トレーナーに「あんたは我慢が足らない」と言われて、ますます腹が立ったので、
「やっぱり私にはレジは向いてません」と言って、レジに立つことを諦めた。

帰って母ちゃんに話したら、「ありがとうって言われると嬉しくならない?」と言った。
そりゃ嬉しくなるよと返したけど、丁寧に「ありがとう」なんて言ってくれる客ばかりじゃない。
寿司をひったくる客もいるし、舌打ちする客もいるし。
そんな客相手に嬉しいとは思えないと言ったら、
「そういう嫌な客でも我慢して笑顔でい続けられたら、また一つ自信につながるんじゃない?」
と母ちゃんが言ってくれた。
そんなのめんどくさいし、そこまでして自信なんかいらないと思った。

<>543名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)01:32:33.10ID:qbeA6oDO<>
いやなお客さんにまで笑顔でやるのはなかなか難しいよな
できるひとはほんとすごい

<>548名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)01:37:14.60ID:WuCu4FE0<>

ある日小さい子供と母親の二人が買い物に来た。
平日の夜だったと思う。
その日ピザは休みだったので、私とトレーナーの二人で店を回していた。
トレーナーと二人なので、レジは私。
めんどくせーなーと思いながらこの日も客相手していた。

小さい子供連れの母親に注文を聞いたら、子供が床に座り込んで、一気に戻した。
具合が悪かったのか、それとも車に酔ったのか、「うえー」って吐いて、わんわん泣き始めた。
ぶっちゃけ、泣きたいのはこっちだ。
だって、子供が吐きだした汚物は一体だれが掃除するのか。
トレーナーに「なんか子供が吐いちゃったんですけど」と言ったら、黙ってモップを手渡された。
やはり私が掃除するらしい。

母親は「手伝います、私がやりますから」と言ってぺこぺこ頭下げてたけど、
トレーナーが「いいんですよ〜気にしないでください〜」と母親に声をかける。
奥からトレーナーの“絶対客にはやらせるな光線”が飛んできたので、
口で息をしながら掃除を始めた。
子供だし、そんなに量もなかったので掃除自体はすぐ終わったけど、子供がずっと泣いている。
ぴーぴーうるさいので、販売機からジュースを買ってあげたら、子供が泣きやんだ。

母親は、最初は安い寿司を注文しようとしてたけど、店で一番高い一人前握りを4つも買ってくれて、最後まで頭を下げていた。

<>550名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)01:39:35.80ID:e6dUuMM0<>
ジュース買ってやったの!?
誰が?

<>561名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)01:44:53.84ID:WuCu4FE0<>
後日、あの母親と子供が再び店に来た。
この日も、一番高い一人前握りを今度は2つ買ってくれた。
親子が店を出る最後に、
小さい子が「お姉ちゃん、この前はジュースありがとう」と言って、飴をくれた。
あんぱんまんの飴だった。

なんだよこのゲロガキ、可愛いじゃないかと思ったので、「ありがとう」とその飴を受け取った。

後日、うちはチェーン店の寿司屋なので、月に一度本社から社報が来るんだけど、
そこにうちの店舗名があった。
お客様の声、みたいなコーナーだった。
ついでに私の苗字ものっていた。
内容は『うちの子供が店で粗相をしたにも関わらず、クズ子さんという店員さんが嫌な顔一つせずに片づけてくれて、おまけにジュースまでくれた』みたいな内容。
本社の社員のコメントで、
“こういうプロ意識の高い店員はわが社の誇り”みたいに書いてもらえていた。

あの親子投書なんてやるじゃねーか、と思って、さっそくトレーナーと浅見さんに自慢した。
「まぁ私が本気出せばこんなもんっすよwwww」と自慢したら、
「客に寿司パックを投げつけるあんたが、プロ意識高いなんて誰も思わないよwwww」と笑われて、
全然褒めてもらえなかった。

<>566名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)01:47:33.52ID:qbeA6oDO<>
ゲロガキはひどいwwwwwwww

っつーか客に寿司パック投げたりしてたのかww

<>576名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)01:49:56.69ID:WuCu4FE0<>
あ、ジュースはレジのお金から買いましたけどそれが何か

母ちゃんだけは、めちゃくちゃに褒めてくれた。
「あんた、やっぱりやればできるじゃん!」と言って、兄に電話で報告していた。
この当時は、母ちゃんが飴でトレーナーと浅見さんが鞭のような存在だったと思う。

そしてまた後日、本社から金一封が届いた。
中身は2000円だったけど、あの“お褒めの声”に対する、店へのボーナスだった。
トレーナーは、まるまる2000円を私にくれた。
「結果的にはあんたの成果だから」と言ってくれて、嬉しかった。
そして私はまた学んだ。
お褒めに言葉がもらえると、金になる。

<>587名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)01:52:54.20ID:3BuUVgDO<>
レジの金wwwwwwなのに二千円ww
すごいなww

<>590名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)01:53:14.60ID:WuCu4FE0<>

またお褒めの言葉がもらいたかったので、
子供が来る度に「吐かないかな?」と思ってそわそわしていた。
いつでもモップが取り出せるように準備してたのに、そうそう上手くはいかない。
トレーナーに相談したら、
「普段からお客様にサービス出来るようになりなさいよwwwwピザを見習いなさい、ピザをww」
と言われた。

ピザはその日も神々しく光っていた。
なんていうか、にかーーーーって笑顔で、表情筋が止まっているんだと思った。
あんなに笑うと目がなくなるのに、あれでお客さん見えてるんだろうかとたまに心配になった。

<>594名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)01:55:18.22ID:cayl4cco<>
大きなお世話wwwwww

<>599名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)01:58:47.07ID:WuCu4FE0<>

ピザはお褒めの言葉もらった事があるのか聞いてみたら、
「ないよwwだって、苦情を書く人はたくさんいるけど、
わざわざはがき代使って他人を褒めようって人はなかなか現れないもんだよ」と言っていた。
「マジっすかwwwwまぁ私も一回しかもらった事ないっすけどねwwww」
「あぁ、金一封もらってたよねークズ子ちゃんは頑張っているからな〜」
「いやいや、普通っすよwwww大した事じゃないっすwwww」

なんだピザも大した事ないじゃんと思いながら話していたが、それでもピザの接客は神々しすぎる。
あんなに神々しい接客でも褒めてもらえないなら、褒められた私はもっと凄いんじゃん、
と自信が持てた。

<>601名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)02:00:09.67ID:Rpi3CVgo<>
どこまで上から目線なんだよwwww
ピザ褒めろよwwww

<>606名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)02:04:13.00ID:UhJnQxgo<>
しかしピザっていいやつだな

<>608名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:05:22.32ID:WuCu4FE0<>

とりあえずピザの真似をしてみる事にした。
ピザの声を真似てみて、立ち方とかも真似してみた。
言葉使いもそのまま同じにしてみた。
初日に憧れた掛け声もピザの掛け声をそのままコピーした。

しかしだ、なぜか私にはあの神々しい光が発射出来ない。
かなり笑顔も頑張っているのに、なぜか駄目だ。

再びトレーナーに相談したら、
「ピザとあんたの一番の違いは、あんたには邪心があってピザにはない所だ」
と言われた。

「ピザはあんたみたいに褒めてもらおうとやっているんじゃなくて、
お客さんに気持ち良く買い物してもらいたいからああいう接客が出来るの。」
「あんたとピザじゃ根本が違うから無理だわねwwww」

げらげら笑われたのがむかついたけど、全て事実なので言い返す事が出来なかった。

<>609名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)02:06:09.75ID:kjS89fE0<>
的確過ぎるwww

<>615名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:10:35.35ID:WuCu4FE0<>

だったら、良いお客さんにだけは心から接客してみよう!と思った。
とりあえず愛想の良い上から目線じゃない客にだけは、
『この人のために笑顔を作っている、決して金が欲しいんじゃない』
と自分に言い聞かせながら対応してみた。

1時間で知恵熱がでた。

「あんた本当に邪心のかたまりだねぇwwwwww」
冷えピタを貼って、奥で食品に触らない仕事をしている私を指さしてトレーナーが笑った。
「邪心じゃなくて、お金が好きなんです」イライラしながら答えたら、
「なんでそんなにお金に固執するの」と聞かれた。
オヤジの事は話したくなかったので黙った。

<>630名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:19:23.82ID:WuCu4FE0<>

二ヶ月目の給料が出た。
なんか、毎日毎日ただ働くだけであっという間に時間が過ぎたので、
「もう金の日(給料日の事)か」と驚いたくらいだった。
2ヶ月目はほぼ無遅刻ほぼ無欠勤だったので、11万ちょっと入ってた。
やっぱり何とか税が引かれていた。詐欺だ。

11万は何に使うかなーと思ってた時に、兄の事を思い出した。
まだちゃんと働いてるよと報告した方がいいのか迷って、
母ちゃんに相談したら「絶対電話してあげて」との事だった。

電話して「今日二ヶ月目のお給料もらえた」と話したら、
兄は「来週どこかで時間作ってほしい」と言いだした。
母ちゃんと、妹と、私と兄の4人で、久々にご飯を食べようと兄が提案したのだった。

しかしそうなると、土日のどちらかになる。私は土日がどうしても休めない。
でも、きっと多分兄がご飯を御馳走してくれるだろうから、絶対行きたい。
翌日トレーナーに相談したら、
「土日に休まれたらうちの店がどれだけ迷惑するか分かってるのかうんちゃらかんちゃら」と怒られた。

事情を話せばよかったんだろうけど、
なんか家族の事話さなきゃいけないような気がして面倒だったので、
「遊びに行きたいから」と理由を説明したのだが、この理由がいけなかったんだろう。
だけど同時に、
土日に休むなと言われるという事は立派に店の力になれている証拠じゃね?と嬉しくなった。

怒っているトレーナーに、仏のピザが声をかけた。
「私が朝からきますから、クズ子ちゃんにお休みあげましょうよ」と、
仏は文字通り神の言葉をかけてくれた。

<>642名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:27:15.59ID:WuCu4FE0<>

「クズ子ちゃんずっと働きっぱなしだから、たまにはいいじゃないですかトレーナー」
「まぁ、ピザが来てくれるなら…でも、私遊の休みなんかこれっきりだからね!」
分かったら返事!と言われたので、勤め始めてから一番良い返事をかえしたと思う。

兄と会う気まずさはなかったと言えばうそになるが、家族みんなで会える事が何より楽しみだった。
でも、やっぱり一番喜んでいたのは妹だったな。
何着ていこうと言って、髪の毛のゴムとか新しく買ってたみたいだし、
カレンダーを見ては「あと何日寝ればみんなでお出かけできる」とうきうきしてたし。
妹は中学の卒業文集の「宝物」の欄に「家族(とくにお姉ちゃんv)」って書いちゃうJCだったからな。

可愛いだろ、お前ら存分に羨ましがれ

<>650名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)02:31:48.72ID:td5awCoo<>
羨ましいというか、妹が不憫でならんわwwwwww

<>652名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:33:10.30ID:WuCu4FE0<>

当日、都内で待ち合わせした。やはり顔を合わせると気まずかったが、
母ちゃんが「そんな葬式みたいな顔してないで、早く美味しいもの食べにいこう」と声をかけてくれた。
私はこの日、二ヶ月目にもらった給料11万をまるまる持ってきていた。
兄に見せたかったからだ。
有名らしいオムライスのお店に入って、すぐに封筒からお金を出して兄に見せた。

兄は一瞬びっくりしていたが、「何も現金そのまま持ってこなくてもww明細だけでいいだろwwww」
と笑ってくれた。

気まずい雰囲気だったけど、兄が笑ってくれてから一気に場が和んだと思う。

<>659名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:38:35.90ID:WuCu4FE0<>

兄は母ちゃんに、「俺、専門学校に行きたいから母ちゃん学資ローンの組み方を教えてくれ」
と言った。
システムエンジニアになりたいので、自分で必死に稼いで入学金だけは貯めたが、
学費だけはやはりローンしか無理みたいな話をしていた。
母ちゃんは、「わざわざクズ子や妹の前で話す事じゃない」と言って、
「あとでゆっくりね」と言ったが、兄は「いや、クズ子の前だからこそ話したい」と言った。

母ちゃんは諦めたように溜息をついて、
「専門行くくらいのお金なら母ちゃんが全部出してやる」と言った。
兄は、「それだけは絶対やめてくれ」と母ちゃんからの申し出を断っていた。

<>670名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:44:51.72ID:WuCu4FE0<>

法律上、母ちゃんを守る人や母ちゃんの家はないし、御墓だってない。
俺は長男なんだからオヤジの代わりをうんちゃらかんちゃらとかっこいい事を言ってたけど、
私は早くオムライスが食べたかったので兄の話を全然聞いていなかった。

全然話を聞いてない私を兄が叱った。
「お前も普通ならもうすぐ高校を卒業する年だろ?きちんと進路は考えているのか?」と言って、
厳しい顔をしていたと思う。
「将来はどうなりたいとか、夢はないのか?」
「とりあえず、お金に困らなければそれでいい」
「一生フリーターか?俺も数年フリーターしてたし、今もフリーターだけどかなり辛いぞ。
お前は出来るのか?」

兄がこんなに口うるさく言ってくる事なんか珍しくて、なんか嫌だった。
昔から、お説教は大嫌いだ。

<>671名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)02:46:02.77ID:e6dUuMM0<>
話はちゃんと聞けwwwwwwww

<>678名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:49:51.75ID:WuCu4FE0<>

「うるさいなぁ」と思わず言ったら、兄はびっくりした顔で私を見た。
『うるさい』と言われた事に驚いたのではなく、私の怒った顔に驚いているようだった。

「お前、人形みたいだったのに随分表情豊かになったじゃないか」と言って、なんか嬉しそうにしてた。怒ったり笑ったり驚いたり落ち着きのない人だと思った。

母ちゃんは兄に、「クズ子は仕事はじめてから変わった」と言った。
「“普通の18歳になった”」と言われて、私は今まで普通じゃなかったのか、と軽く落ち込んだ。
母ちゃんには言わなかったけど。
兄が「そういえば、お前…なんでそんなにほっぺたが丸くなったんだ?」と言った。
笑顔を作り過ぎたと言ったら、
「二か月でそこまで顔の筋肉が発達するなんてよっぱどだなww」とまた笑った。

<>681名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)02:51:26.89ID:CUO0YKY0<>
普通だと思っていたのか??wwww

<>689名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)02:55:31.30ID:IY62q6AO<>
むしろ普通な所を探す方が難しいわw

<>693名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)02:57:57.90ID:WuCu4FE0<>

「兄、大丈夫よ。最悪の場合クズ子はうちの会社で引き取るからww」と母ちゃんが言ったので、
「それなら楽でいいな」と言ったら、
「本気にするな、自分で頑張れ、人任せにするな」と母ちゃんと兄二人から同時に言われた。

ニートの時、頑張れなんか言われた事なかったのに、
社会人になって始めて家族から「頑張れ」と言われたと思った。

みんなでオムライスを食べて会計の時、レジの前で兄と母ちゃんがもめていた。
いわゆる「私が払う払う揉め」だ。
そんなのに最初から参加する気は皆無だったが、
レジにいたお兄さんがちょっと浅見さんに似てかっこよかった。
(浅見さんは女性なので若干失礼だがww)

そういえば今日私の財布には11万という大金が入ってる。
ここで財布をひらひら見せれば、かっこいいお兄さんに「お金持ち!」と思われる!
と考えたので、無駄にレジへむけて財布を見せびらかしながら、
「いや、私が払う。だって私だって一応働いてるし」と言った。
兄と母ちゃんが固まった。

<>706名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)03:08:52.22ID:WuCu4FE0<>

妹が、「お姉ちゃん、無理しちゃダメだよ」と言った。
兄も母ちゃんもうんうん頷いている。
なぜ私は払う払い揉めに参加できないのか考えたが、
みんな私が堅実家な事を知っているからだろうと気付いた。

結局、母ちゃんが全部払って
(兄に、あんたはこれから学校へ行くんだからお金使ったらだめ!と言ってた)
店を出て、4人で散歩して、帰った。

帰り際に兄から「お前、本当に払うつもりあった?」と聞かれたので、「ないよ」と答えたら、
兄は「良かった、クズ子らしいわww」と笑った。
母ちゃんが、「でもクズ子は、お寿司買ってきてくれたりするよ」と兄に伝えたら、
兄は「お前偉いなぁ!」と褒めてくれた。
妹も「お姉ちゃんのお寿司美味しかったよ」と言うし、母ちゃんも「あれはまた食べたいな」と言った。
兄も「俺にも今度食わせてよ」と言った。
イカとタコの寿司しかあげてないのに、母ちゃんも妹もこんなに喜んでくれてたなんて、
凄く嬉しいと思った。

<>829名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)18:13:24.06ID:WuCu4FE0<>

2ヶ月目の給料をもらったのでまた刺身を買おうと思っていた。
だけど、毎日まかないがもらえるし、毎日お店でネタを堂々とつまみ食いしてたので、
わざわざ自分で金を出す意味がないと思っていた。
だからといって、他に使うあてもない。
少し前なら遊びに出掛けただろうけど、
休日や仕事帰りに遊びに行くと朝寝坊する法則があるらしいので、遊びに行く気にもなれない。
クレヨンしんちゃんのDVDだって、わざわざ借りなくてもツタヤに行けば借りられる。
漫画やゲームは買っていたけど、11万まるまる使い切るほど欲しい漫画やゲームもない。
金の使い道に困るなんて初めてで、若干戸惑っていた。

<>833名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)18:20:15.37ID:WuCu4FE0<>

だけど、手元にあるとお金を使いたくなる。特に買いたくもない洋服だって買いたくなる。
ちょうど同じ時期に、妹の林間学校だか自然教室だかがあって、
それに使う大きなスポーツバッグを週末母ちゃんと妹で買いに行くと言っていた。
私は仕事だったけど、確か午前休とか午後休とかがあったんだと思う。
その買い物に一緒についていったので。
デパートで母ちゃんが
「クズ子にもなんか買ってあげる」と言ってくれたので、なるべく高いワンピースを探した。
高いブランドもののワンピースなんか着ていく場所もないけど、
買ってもらえるならとにかく高い物がいいよね!と思ったので、
売り場をぐるぐる探して、値札票を確認しまくった。

<>834名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)18:21:03.94ID:MpxoUBso<>
すがすがしいほどクズだ

<>843名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)18:26:38.67ID:WuCu4FE0<>

さっきも書いたけど、持っているお金をとにかく使いたかった私は、
おもちゃ売り場で絶対にいらないであろうぬいぐるみや、
クレヨンしんちゃんのキーホルダーとか筆箱とか、
目につくものすべてレジに持っていきたい衝動にかられていた。
お金に対する感覚が人よりちょっとだけずれていたんだと思う。

ピカチュウの馬鹿デカイぬいぐるみを見ていたら、妹が私を呼びにきた。
どうやら、スポーツバッグで欲しいデザインがいくつかあり、どれにしようか迷っているらしい。
どれがいいかなといって妹が選んでいたスポーツバッグは、なんていうか、
安っぽい生地の、デザインも男の子向けのバッグだと思った。

こんなのより、もっと可愛いデザインはたくさんあるのにと妹へ伝えたら、
「でも、普段使うわけじゃないのにあんまり高いの買うとお母さんに申し訳ない」と言っていた。

<>846名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)18:28:53.40ID:YjyXB2DO<>
妹相変わらず健気だな

<>849名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)18:32:32.27ID:WuCu4FE0<>

3万円くらいのワンピースを母ちゃんにねだる気満々だった私に比べて、
妹は3000円のスポーツバッグを真剣に選んでいる。
なんて謙虚な子だろうと思ったし、えらいとも思ったけど、
私は偉くなくていいし、謙虚じゃなくてもいいやと思った。

しかし、どれがいいとは言っても、どれもこれも残念なデザインばかりで、
(安いから当然だが)この中から選べと言われても困る。

妹に、「とりあえず値段は気にせず、妹が一番気にいったデザインはどれなの?」と聞いたら、
もじもじしながら某子供向けブランドのバッグを指差した。
当時、というか今もかもしれないけど、流行っていたんだよね、子供向けのブランド。
ベティーズなんちゃらとか、メゾなんちゃらとか。
妹が指差したバッグは、ピンクのリボンと可愛いキャラクターがついた、
まさに「可愛いJSのための旅行カバン」だと思った。

<>850名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)18:34:24.70ID:QrCxV4ko<>
妹かわいいなあ。

<>853名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)18:38:08.51ID:WuCu4FE0<>

値段は確か1万円とかだったかな、もっと安かったかもしれないけど覚えていない。
「これにしなよ、可愛いじゃん」と言ったら、妹が「こんな高いバッグ、お母さんに申し訳ない」と言った。
「母ちゃん稼いでいるから大丈夫だよ。私が母ちゃんに話してあげる」
「だめだよ、お母さんお金貯めてるんだから」

絶対だめだという妹がちょっと泣きそうだったし、
「でも、これが欲しいというとお母さんは買ってくれちゃうから、絶対黙っていてほしい」と言われた。

妹にバッグを持たせたら、なんとも似合っていた。
妹以外が使ったら駄目なんじゃね?このバッグ。とも思った。
衝動的に、妹を振り切ってバッグをレジへ持っていった。本当に衝動的に、だった。

妹が「いいよお姉ちゃん、いらないよ」と何度も言ってたけど、さっさとお金を払って、
大きい包みを妹へ渡した。
別に買ってあげるつもりじゃなかった。
ちゃんとレシートをもらったので、あとから母ちゃんにお金を返してもらおうと思っていたし。

<>860名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)18:44:27.79ID:WuCu4FE0<>

あくまでもお金は建て替えるつもりだった。し、
母ちゃんにすぐレシートが渡せるよう、綺麗に折りたたんでポケットへ常備していた。
「こんなとこにいたの」、とまもなくやってきた母ちゃんへ妹は飛びついて、
「お母さん!みて!お姉ちゃんが、妹に買ってくれたの!すっごく可愛いバッグだよ!」
と大騒ぎしていた。

「いや、違う」という前に、母ちゃんが目ん玉飛び出しそうなほど私を見て、
「クズ子!あんた…」と売り場で震えはじめてしまった。
母ちゃんが、涙目で「妹、お姉ちゃんにありがとうした?」と聞いて、
妹が力いっぱい私んい抱きついて「お姉ちゃん大好き!ありがとう!」と言った。
店員から「仲良しですね、良いお姉さまだわ」と言われて、
私はもう、後には引けないんじゃないかと思い泣きたくなった。

<>866名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)18:48:04.54ID:zR5.qz2o<>
引けないなwこれは絶対引けないw

<>867名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)18:48:26.38ID:WuCu4FE0<>

母ちゃんは、きっとめちゃくちゃ感動したんだろう。
デパートの最上階にあるレストラン街の、
一番一番奥にあった高いお寿司屋さんに、私と妹を連れていってくれた。
「クズ子は今日、一番偉かったから、一番たくさん食べなさい」と母ちゃんが言った。
もうむしろ寿司はいらないので、お金返して下さいと言いたかった。

でも、妹がカウンターに座ってからも、ずっとずっと大事そうにバッグを腕に抱えていて、
お寿司が来るのを待っている間、袋の合間から中身を覗いては、嬉しそうにしていた。
この日、10回以上妹から「お姉ちゃんありがとう」と言われた気がする。

<>870名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)18:52:53.08ID:3uOoLJIo<>
妹かわいすぎだろおい

<>871名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)18:53:21.35ID:WuCu4FE0<>

妹からお礼を言われると、悪い気はしない。
むしろ嬉しい。
11万あったお金が、10万に減った事は大きかったが、不思議と、まぁいいかと思えた。
以前、母ちゃんがいってた、
“相手のために使ったお金が惜しいと思わないなら、それは愛だ”
の言葉を思い出した。私は、妹へはちゃんと愛があるらしい。

その日の夜、母ちゃんと妹の二人で、買ったバッグを撮影大会していた。
母ちゃんは、「また社報にのせる!」と言ったので、
「大事な妹のためだもん、このくらいは当然だよ。
当然の事を社報に載せなくてもいいんじゃないかな(キリッ)」と言ってみた。
母ちゃんはえらく感動していたようだった。

<>878名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)19:01:21.96ID:WuCu4FE0<>

それからまた一カ月、3ヶ月目の給料がもらえた。
また何とか税が引かれていた。詐欺だ。
3ヶ月目のお給料がもらえた時点で、手元に前月分のお金が3万円残っていた。
ひと月のお給料はその月に使い切らなきゃ!
となぜか思っていた私は、今日中に3万円を処分してしまいたかった。
なので、前に母ちゃんに連れて行ってもらったあの寿司屋に行こうと思った。
だけど場所が分からないというか、都内な上に駅からも大分離れていた記憶があったので、
母ちゃんに車を出してもらおうと思った。

母ちゃんに、「お給料出たから、お寿司を食べに行きたいので車を出してほしい」と伝えたら、
二つ返事が返ってきた。なぜか妹も同乗して、3人で出かけた。
店についたので、「2時間くらいしたらまた迎えにきて」と言った。
母ちゃんは「何を言ってるの??」と言って、一緒に車から降りてしまった。
どうやら一緒にご飯を食べるつもりらしい。
でも、会計は別々だからね、と念を押した。
母ちゃんは、「いいわよ、出してあげるから」と笑った。
「自分の食費を出そうなんて、クズ子も大人になったわね」と嬉しそうにしていた。
なんか誤解されていると思った。

<>886名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)19:05:28.04ID:WuCu4FE0<>

私は、3万円分の寿司を自分で食い散らかしたかっただけなんだけど、
母ちゃんは「クズ子が家族にご飯を御馳走しようとしてる」と思ったらしい。
「本当、私は自分で食べたいもの食べてお金使いたいだけなの」
「はいはい分かってるからww」
「今日中に使いたいんだよ、3万円」
「はいはwwwwクズ子は照れ屋よねwwww」

母ちゃんには日本語が通じないらしいので、
板前さんに「この人たち(母、妹)とは会計別々ですからね」と伝えた。
すかさず母ちゃんが
「この子ったら、社会人になりたてでやっと稼げるようになって、自立心が芽生え始めたんですよ」
と板前さんに言った。
板前さんも「姉ちゃん偉いな」と言った。
みんな誤解しているけど、まぁいいかと思った。

<>889名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)19:07:54.56ID:oC2FM2.0<>
なんと言う褒めて伸びるタイプ・・・

<>892名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)19:11:52.51ID:WuCu4FE0<>

多分このお店は母ちゃんが会計してくれるだろうから、3万円使えない。
やっぱり無理してでも一人でくればよかったかなと少し後悔したが、
久しぶりに3人そろって食べるご飯が美味しくて、どうでもいいか、と考え直した。

お会計の時、板前さんはなぜか私に伝票を差し出してきた。

そういや「会計別々ね」と伝えてあったっけと思ったので、母ちゃんに伝票を渡そうと思った。
だけど、母ちゃんは手洗いにいっていなかったのでとりあえず払っておいた。

会計額は覚えてないけど、3万円じゃ足らなかった気がする。
それもそのはずだ、だって3人分の会計だったから。
手洗いから帰った母ちゃんが、会計のお釣りをもらっている私を見て涙ぐんだ。

板前さんは「親孝行な姉ちゃんのためにサービスしときましたよ、お母さん」と言った。
またしても引けない状況に陥った。

<>896名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)19:13:28.89ID:KjXL9.2o<>
孔明の罠が張られすぎてるだろwwwwwwww

<>900名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)19:16:16.53ID:WuCu4FE0<>

帰りの車の中で、どんより落ち込んでいる私を妹は気にしていた。
「食中毒?」「具合悪い?」と気にかけてくれて、ペットボトルの水をくれたりした。
帰ってから、リビングへ母ちゃんに呼ばれた。
母ちゃんは先ほどの店の領収書を出せと言ったので渡した。
領収書の金額よりも少し大目の金額を私にくれた母ちゃん。
「家族に御馳走しようとしてくれた、その優しい気持ちだけで十分だから、とっておきなさい」と言った。「母ちゃんが定年迎えたら、その時奢ってくれたらいいからww」と言った。
ありがたくもらおうとしたけど、なんかこれをもらったらかっこ悪い気がした。
だから、「じゃあ半分だけもらう」と言って、半分だけもらって、半分は母ちゃんに返した。

<>909名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)19:22:06.76ID:WuCu4FE0<>

妹のバッグの件と立て続けだったので、もう家族と出かけるのはしばらく控えようと思ったけど、
やっぱり悪い気はしなかった。
何気なく次の仕事の時、トレーナーにその話をしたら、
来る日も来る日もパートのおばちゃんたちに
「あんた、お母さんに給料で高級寿司ごちそうしたんだって!?偉いわね〜」と褒められた。
浅見さんと同じシフトの日、「あんた偉かったらしいじゃん。トレーナーに聞いたよ」と言って、
その日のまかないを浅見さんが作ってくれた。
浅見さんが自らまかないを作ってくれる事なんか、とても珍しい。
褒められまくって嬉しかった私は、
仲良しになりつつあったあの例のゲロガキ親子にもちょっと自慢してみた。
ゲロガキの母親は、「聞いた?ゲロガキちゃん、クズ子お姉ちゃんは親孝行で偉いわね〜」と言って、「ゲロガキちゃんも、将来クズ子ちゃんのような立派なお姉ちゃんになるのよ」と言った。

<>919名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)19:27:33.76ID:WuCu4FE0<>

ピザにも「クズ子ちゃん偉いよね、トレーナーや浅見さん達がほめてるの聞いたよ」と言われた。
「まじっすか、浅見さん何て言ってました?」
「あの子、最初はどこの不良娘かと思ってたけど、ガッツもあるし、親孝行な良い子だって言ってたよ」
「浅見さんがそう言ってたんですか?」
「うん」
「えぇえ?wwwwwwマジっすかwwwwすみません、
最後のほうよく聞こえなかったんでもう一回言ってくださいwwwwえ?
浅見さんはなんて言ってました??え?え?」
「あ、だからね(略 」

結局ピザに同じこと4回言わせた。
親孝行すると、浅見さんが褒めてくれるらしい。

しかし、これを書き始めて改めて思ったが、
私は『金がもらえるからこうしよう!』『褒めてもらえるからこうしよう!』
という直観だけで生きてきた人間なんだと改めて思う。

<>943名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)20:12:18.76ID:WuCu4FE0<>

〜クズ子条例第浅見条〜

親孝行をしようっていったって、働くだけで親孝行出来てるんだから別にいいんじゃね?
と本気で思っていた私。
何をしたらいいか分からないので、兄に相談した。
兄はもう専門学校の入学手続きも済んでおり、
9月生とかいうので9月の半ばには入学するんだと言ってた。
1年間の学校で、そこでPCの事を学ぶんだと。
全然興味がないので、兄の学校の話はほとんど聞かずに、「親孝行のやり方」を聞いた。

<>947名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)20:18:05.20ID:WuCu4FE0<>

「なんで突然親孝行したくなったんだ?」と言われたので、
寿司屋の一件で周りから褒めてもらえた事を話したら、
兄は「お前、ほんと頭の中は幼稚園児と同じだなww」と笑った。

兄は、まずは私自身が落ち着けといった。
親孝行をするためには、まず自分自身のきちんとした土台が必要なんだと。

「とりあえず貯金してみろよ」と言われたので、「それだけは嫌だ」と言った。
貯金のように手元にお金を残すと、あぶくのように消えてしまうと本気で思っていたからだ。
昔はお年玉を貯金したりしていたが、それも昔の話。
金銭感覚がちょっとおかしい私は、
手にしたお金をすぐに使ってしまわないと不安で不安で仕方なかったので、
貯金なんぞするくらいなら妹に小遣いとして全額くれてやった方がまだましだと言った。

多分、ここにいる人は私のこの感覚を理解できないと思う。
私も、今となっては当時の私の感覚が理解できないからだ。

<>950名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)20:21:09.09ID:YjyXB2DO<>
父ちゃんの件のトラウマかな?
なんか切ないな

<>953名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)20:27:31.31ID:WuCu4FE0<>

兄は、私はまず正しい金銭感覚を覚える事からはじめなきゃいけないなと言った。
「お前、なんかやりたい事はないのか?」と聞かれた。
ぱっと浮かんだのはどんぶりいっぱいのウニを食べる事だったのでそう答えたら、
「そうじゃなくて、もっと大きい事だよww」と言われた。
私にとってウニをどんぶりいっぱい食べる事は大きな事だったので、
そう反論したら、「じゃあ、ウニをたくさん食べる事を目標にして、ウニ貯金しろよ」と言われた。

ウニを大量に食べるには、おそらく1万円くらいのお金が必要だ。
そしたら、毎月1000円ずつ貯金すれば10カ月後にウニが食べられる。

そんな事しなくても給料もらってすぐに1万円使って食えるじゃんwwと兄を馬鹿にしたが、
ここで大事なのは“ウニを食べる事”じゃなくて、
“ウニを食べるためにお金を貯めた事”が大事になるんだと言ってた。

「だって今月すぐに食べられちゃったら、来月はどうすんだよ。また違う目標探すのか?」
「もちろん毎月毎月でもいいけど、いきなりばーっと食べちゃうより、
こつこつ貯めてからやっと食べられた方が達成感があるだろ?」
「お前、死ぬほどイカとタコだけを握り続けてやっと握れた時嬉しかったって言ってたじゃん」
「それと一緒で、こつこつやり続けて達成できた時に、
はじめて“1万円のお金と、ウニの価値”が分かるから」

だまされたと思ってやってみろと言われて電話を切った。

<>958名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)20:32:24.63ID:nT4NN2Uo<>
兄かっけぇ・・・

<>959名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)20:33:30.16ID:WuCu4FE0<>

母ちゃんにその話をしたら、母ちゃんはウニ貯金に賛成してくれた。
毎月1000円くらいなら、手元に残ってもまだ我慢できる。
さすがに1万とか2万とか残ってしまうと怖いけど、1000円なら、と。
母ちゃんが、「やるならとことんやれば?」と言って、
ウニ貯金がたまるまで職場でうにを食べるのを我慢してみたらどうかと言われた。

確かに良い案だとは思うけど、ウニがない生活に耐えきれるかどうか不安だ。

本気で頭を抱えている私を見かねた母ちゃんが、
「じゃあ、月々3000円にして、最後の月だけ4000円。それで三か月のスパンで考えたら?」
と提案してくれた。
三か月ならまだ我慢できるけど、3000円残すには少し不安が残る。
でも、これをやれば親孝行ができて、いっぱい浅見さんに褒めてもらえる!
と思っていた私は、三か月だけ頑張ってみようと思った。

<>963名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)20:35:36.72ID:f7MwycAO<>
浅見さん前提wwどんだけwwww

<>964名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)20:39:20.62ID:WuCu4FE0<>
しかし、私は腐っても心根はニートだ。
三か月のスパンは長過ぎた。三か月も待ってられないと思った。
母ちゃんに相談したら、「じゃあ、週貯金に切り替えろ!」と言った。
毎週3000円ずつ“貯めているつもりで、貯金箱へ入れる”
そうすれば、一カ月でウニ貯金が完成するという訳だ。

「まずは一カ月ずつでいいから、少しずつ間隔を広げていけばいいよ」と言われて、
一カ月なら何とか頑張れると思った。
どちらにしても、一カ月で金を使い切る、という事には変わりないしな。

<>969名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)20:45:32.00ID:WuCu4FE0<>

貯金を始めた、とトレーナーに伝えた翌日からすぐ、またパートのおばちゃん連中に褒められた。
浅見さんも、「あんた、貯金してるなんて偉いじゃん」と褒めてくれた。
褒められて嬉しいけど、どうしても金銭的な物は、人から褒められてすぐに変われる物ではない。
週にたかが3000円、いつも使うはずのお金を使わないで我慢しているだけで本当に辛かった。
貯金箱に入れたお金が消滅する夢を何度も見て、財布に戻してしまいたい衝動にかられた。
その度に母ちゃんから「やればできる!」と怒鳴ってもらい、自分に喝を入れていた。
これも全てはウニのため、いや、浅見さんのためだ。
浅見さんに褒められたい。いい子だと思ってもらいたい。
そしてまたお褒めの言葉とかをもらいたい。
(常連の客にも貯金の事は話しまくっていたので)そして、金一封だ。
そんなピュアな気持ちで、貯金を頑張った私。一ヶ月目は無事に成功した。

<>973名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)20:50:57.05ID:nB4y87Yo<>
そんなんで投書しねーよwwwwww

<>976名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)20:51:27.04ID:WuCu4FE0<>

一ヶ月目、貯金箱に入った1万円分の1000円札を慌てて数えた。
一枚もなくなっていないし、まして消滅もしていない。
お金が消えなかったという当たり前の事で腰が抜けるほど安心した。

母ちゃんに10枚の1000円札を見せたら、
母ちゃんは「母ちゃんよりも先に、クズ子はクズ子自身を褒めてあげなさい」と言った。

「偉かった、頑張ったと言ってごらん」と言われたので、
口にだして言ったら、なんかめちゃくちゃ気分がよくなった。
そのあと、母ちゃんと妹にもみくちゃにされながら褒めてもらった後、
さっそくアマゾンでビン詰めのウニを1万円分注文した。

数日後に冷凍で来たウニ。
冷凍なので若干風味は薄いけど、それでも一カ月ぶりのウニの味はたまらなく美味い。
妹や母ちゃんにあげようなんていう気はさらさらないので、
一人で、その日一日で全部のウニを食べきった。

<>983名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)20:59:41.86ID:3BuUVgDO<>
一万円分ってどれくらいかなぁ?

983
ビンいっぱいのウニを2個と、少し大き目の桐箱に入ったウニ1個分。

<>984名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)20:59:53.38ID:WuCu4FE0<>

ただ何の目標もなく貯めているお金は、私にとったらないお金と一緒だった。
だから貯金だけは怖い。
けど、目標貯金(別名寿司ネタ貯金)は、明確に使い道が決まっているので、
回数を重ねるごとに当初あった“貯金箱からお金がなくなるかも”という不安は消えた。

週貯金を月単位に出来たのは、確か寿司ネタ貯金をはじめてから1年はかかったと思う。
そのくらい、月をまたいでお金を残すという事の不安は大きかった。

しかし気付けば、寿司屋の最終扇、太巻きも巻けるようになったし、
妹も中学に入学したし、兄もSEの卵として就職していた。

貯金に夢中で毎日が早くて、本当、あっという間に私は20歳を目前にしていた。
なんだかんだで、寿司屋でバイトを始めて2年を経過していた訳だ。

<>985名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)21:01:43.78ID:3BuUVgDO<>
2年とか凄い!頑張ったんだね

<>988名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)21:02:36.44ID:x4ZeY4wo<>
984
職人っすね。

<>29名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:13:12.86ID:WuCu4FE0<>

20歳は成人式というものがあるらしい。
だがしかし、そんなものには全く興味がなかった私は、
成人式よりもお祝いがもらえる事が楽しみだった。

親戚もほとんどいなかったけど、母ちゃんと兄がくれると言ってたので、
もらったらすぐ貯金箱にいれようと思っていた。

確かこの時、20歳を迎える直前で、結構大きなスパンで貯金をする事にチャレンジしていたので、
少しでもお金を貯めたかった。

何を買おうとしてたかって?まぐろの頭だよ。
20歳の女が買うもんじゃねーよwwwwと、今なら思うけど、

当時は本気で欲しかったんだ。

<>41名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:18:58.02ID:WuCu4FE0<>

とにかく大きなまぐろの頭が欲しくて、予算3万円、月々3000円の10カ月スパンを考えていた。
仕事も楽しかったし、とにかくたくさん店にいたかった。
トレーナーが、「あんたもうすぐ成人式だから、成人式用のバッグを買ってやる」と言ってくれた。
そんなもんいらないからお金下さいと言ったら、
「あんたは、変わったけど変わってなくていいねww」と返された。

きっとトレーナーからしたら、どっかのDQNを更生させた気分だったんだろう。
いや、それもあながち間違っていないけどさ。

<>43名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)21:20:46.62ID:OJBBP/Qo<>
ブレてねえwwwwww

<>47名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:23:55.12ID:WuCu4FE0<>

2年間いた店に凄く愛着がわいてたし、売上が悪いとトレーナーと一緒になって落ち込んだ。
たかが2年間だけど、私にとってこの2年間はただバイトをしての2年間じゃないからな。
思い入れが半端なかった。
ある日、新規っで始めるフェアのポスターをパートさん達で手作りしようという話になった。
もちろん本社からポスター買えば済む話なんだけど、経費削減とかいって、みんなで作る事になった。
チェーン店だと、メニュー表とかポスターを手作りしている店は多い。

<>50名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:29:28.52ID:WuCu4FE0<>

ポスターは全部で2枚。1枚はトレーナーが描いて、もう一枚はパートの誰かが描く事になった。
しかしおばちゃん連中、誰も書いてこようとしない。
「うちは孫が来てるから駄目」とか「子供がいたずらしちゃうかもしれないから」とか言って、
ポスター作りを嫌がっていた。
見かねた浅見さんが「私がやるからいい」と言ってポスター用の白い紙をふんだくった。

明らかに不機嫌な浅見さんにトレーナーがこっそりと「悪いね、ちょっと手当付けるからさ」と伝えた。
だから「お金出るならやります」と言って、浅見さんから白いポスター用紙を受け取った。
絵を描くのは嫌いじゃないし、何よりもお金が増えればまぐろの頭が早く手に入ると思ったからだ。

<>57名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)21:34:32.45ID:.fK4NIAO<>
魚以外に興味はなかったのかwwwwww

<>56名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:34:23.99ID:WuCu4FE0<>

家に帰ってから描き始めてみたら、意外と夢中になった。
学生の頃から、図画工作や学級新聞とか、作文とか大好きだったからな。
得意とは言わないが。
一日で描き終えてしまい、翌日すぐにトレーナーに提出したら、トレーナーが驚いてた。
「あんたこれ一日で描いたの?」というので、そうですと返事したら、
トレーナーは私はポスター作りの才能があると褒めてくれた。
パートの人もみんな褒めてくれた。
トレーナーが、「また追加で手当て出すから、新しいメニュー表も作って」と言った。

お金がもらえるなら何でもやるので、これも一日で作った。
また褒めてもらった。
物作りが得意なのかもしれないと思った。

<>58名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)21:35:52.91ID:KjXL9.2o<>
秘められた才能が世に出た瞬間だったwwwwwwww

<>63名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:40:28.45ID:WuCu4FE0<>

時系列がぐちゃぐちゃで申し訳ないが、妹が中学校に入学する時、体操着袋が欲しいと言ったが、
気に行ったものが見つからず、くりくりと描いたイラストを見せて
「お姉ちゃん、こんなの欲しいんだけどないかな?」と聞いてきた。
なんか花のポケットがついたかわいいやつだったけど、
これとまるっきり同じものはどう考えてもないだろうと思ったので、安い生地を買ってきて作ってみた。
裁縫なんかしらなかったし、型紙?縫い代?なにそれおいしいの?状態だったくせに、
自画自賛できるくらいの物は作れた。
頭で想像した物をそのまま形にする事は得意だった。
てっきり何の取り柄もないと思っていたが、意外な所で取り柄を発見した訳だ。

母ちゃんが珍しく店に買い物に来た。
トレーナーに挨拶をして、私が作ったポスターとメニュー表を見ていた。
寿司を買って帰った母ちゃん。
家に帰ってその寿司を一緒に食べながら、母ちゃんはオヤジの話をし始めた。

<>64名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)21:41:51.19ID:kmogSzY0<>
これは伏線か・・・?

<>65名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:43:54.17ID:WuCu4FE0<>

私は、オヤジによく似ているらしい。
オヤジも勉強さえできなかったが、一時期絵描きを目指して大学まで進んだらしい。
何がきっかけで大学を辞めて、
あんな詐欺まがいな営業職についたのかまでは母ちゃんは話さなかったけど、
「あんたがオヤジの血を引き継いでくれて嬉しい」と言っていた。

あんなオヤジに似てるなんて絶対に嫌だったので、
私の方が立派だよ、貯金してるじゃんと反論した。
母ちゃんは、「オヤジの良い所だけを引き継いでくれたっていう意味だよww」と言ってた。

<>66名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)21:44:05.15ID:M8xkRPk0<>
ついに親父来たか

<>71名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:47:19.98ID:WuCu4FE0<>

オヤジの話を聞くと私があからさまに嫌な顔をするので、
いつからか母ちゃんも妹もオヤジの話はしなくなっていたのに。
なぜ今そんな話をするのかと思っていたら、妹も入学したし、あんたも成人するし、兄も就職出来た。その記念に家族写真を撮りたいんだと言っていた。
もちろんオヤジも一緒に。

オヤジ抜きなら撮ってもいいけど、オヤジがいるなら嫌だと言った。
母ちゃんはそれ以上何も言わなかった。

<>73名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:53:14.64ID:WuCu4FE0<>

ある日、母ちゃんに連れられて着物屋さんに出かけた。
成人式用の着物を見に来たらしい。
成人式なんか出ないし、そんなもん出るくらいなら働きたいし、
成人式の日は寿司屋めちゃくちゃ忙しいからな。
休んでいられない、とわめく私を無視して、母ちゃんは着物屋さんの店員と話をしていた。

母ちゃんは、「これから一生、クズ子から何の親孝行もいらないから、
お願いだから成人式だけはきちんと迎えてほしい」と言った。

母ちゃんが20歳の頃、母ちゃんの母ちゃん(私のばあちゃんだね)は、
成人式なんか贅沢な人が迎える事だといって支度をしてもらえなかったらしい。
そこで母ちゃんは、自分でアルバイトをして着物を用意したんだと。
でも、みんな家族を連れて着物屋さんに来てるのに、自分は一人だけで凄く寂しかったと言っていた。

母ちゃんは、20歳の頃に、絶対自分に娘が出来たらとびっきり良い着物を着せてあげよう!
と決めたらしい。

「母ちゃんの夢を押しつけて申し訳ないけど、お願い」と言われた。
母ちゃんの、そんな悲しそうな顔を見るのが嫌だったので、しぶしぶOKした。
ほとんど乗り気ではなかったけど。

<>77名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)21:58:46.11ID:WuCu4FE0<>

赤とかピンクとか青とか、よく見かけるような着物は嫌だと思った。
なので、「一番珍しい着物がいいです」と店員に伝えたら、店員は苦笑いしていた。
黒や紫じゃ、私の無愛想顔ではまるっきり“あっち”の人にみえてしまう。
だからといって、体が小さいので明るい色も似合わない。

そこで母ちゃんが提案したのが、白い着物だった。
白い着物に花の柄が入ってるやつ。
試着したらなかなか綺麗だったので「これがいい」と言ったら、母ちゃんはバッグから封筒を出した。
封筒の中身は、間違いなく札だろう。
現金一括払いかよ、というか、レンタルじゃなくて購入する事にしていた事に驚いた。

<>88名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)22:05:32.17ID:WuCu4FE0<>
着物も帯もかんざしも、まとめて全部現金払い。
カウンターで、どさっとおかれた現金に目がくらみそうだった。

帰りの車の中で、あのお金は、
ずっと昔から私の成人式の着物を作るために貯めていたお金だったと教えてもらった。

「あんたが今やってるまぐろ貯金と同じだよ」と言っていた。
今はまた妹の着物貯金もしているらしい。

私はまぐろ貯金しかしていないけど、母ちゃんはいくつも貯金しているようだ。
「何貯金があるの?」と聞いても教えてくれなかったけど、
少なからず、自分のためにしている貯金なんかほとんどないんだろうなと思った。

私は将来母親になっても、母ちゃんほど子供に愛をそそぐ自信がない。

<>95名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)22:14:14.55ID:WuCu4FE0<>

トレーナーに母ちゃんに着物を作ってもらったという話をしたら、
トレーナーと、あともう一人一緒にシフトで入っていたおばちゃんが、
「今時着物作ってくれるお母さんなかなかいないよ」と言った。

どうせ人生で着る回数なんか限られているし、
そんなもんに何十万もかけてくれる親はなかなかいないんだと。
あんたは幸せ者だと言われた。正直嬉しいと思った。
今も昔も、母ちゃんが褒められると嬉しくなる。

またある日に家に帰ったら、妹が泣いていた。どうかしたのかと聞いたら、家が壊されると聞いた。
前に住んでいた家だが、もうオヤジもいないし、
所詮土地の権利はオヤジの親戚がもっているので、ついに取り壊されて駐車場になるらしい。
法的手続きを取ったあとだからヤクザが来るという事もないだろうが、
建物があるだけで物騒だとか何とか近所の人にも言われたんだと。

<>96名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)22:16:32.92ID:x4ZeY4wo<>
悪い事があっても、思い出の家か

<>100名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)22:26:52.18ID:WuCu4FE0<>

うわまた消えたしほんとだめだ専用ブラジャーならきえないのかよ
ちくしょうF5め妊娠させなきゃわからないのかよちくしょう

数日後に家を見に行くと、すでに家の原型がなかった。
うっわwwwwwwwwやべぇよwwwwまじねえよwwwwwwwwww
と半分パニックになったのですぐに家へ帰った。
ここから数日後に、母ちゃんと妹と3人で不動産屋へ行く話に繋がる。
時系列めちゃくちゃでごめんね。

家が壊されてから、前家の近所でオヤジの噂が立った。
もちろん元々隣家には有名だったけど、
今回はおばちゃんネットワークであっというまに広がったんだろう。
あるおばちゃんなんか、わざわざ私が寿司屋でバイトしてる事を嗅ぎつけて
「クズ子ちゃん、お父さんの事大変だったわね〜」と言いにきたりもした。

ずっとかくしていたのに、寿司屋の中でオヤジの事がばれた。

<>109名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)22:30:48.80ID:WuCu4FE0<>

ババァの偏見の目は凄いぞ。
全然話した事もないようなパートのおばちゃんが突然優しくなって、
何かと思ったら「御父さんいくらくらい借金あったの?」とか、
「大変だったでしょう、それで高校も行けなかったの?」とか聞いてくる。

レジのお金盗られたら困るわよねーとか、あの子前は水商売してたんじゃない?
入ってきた時に髪の毛あかかったから、とか。
私に聞こえないようにこそこそ話しているつもりでもつつぬけなんだよね。
ウザイ、本当にウザイ。うざすぎてうんこしたくなるくらいウザイ。

<>121名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)22:40:50.52ID:WuCu4FE0<>

一番悲しかったのは、トレーナーの態度が変わった事だ。
あんなに可愛がってくれていたのに、冷たくなってしまった。
トレーナーにも偏見の目で見られているんだと思った。

浅見さんだけはケロっとしてて、私に「気にしたらあんたの負けだからね」と言ってくれたけど、
他のババァならともかく、トレーナーの事はとにかくショックだった。
トレーナーは第二の母ちゃんみたいな存在だったから、母ちゃんに見放された気分になった。
浅見さんに励まされても、ピザが私のためにお菓子を大量に差し入れてくれても、
全然元気が出ない。
もうバイトに行くのが嫌で、また遅刻癖がぶり返した。

<>127名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)22:45:33.42ID:WuCu4FE0<>

母ちゃんにも話せなかった。
だって母ちゃんは、社会復帰した私を自慢に思ってくれている訳だから、
ここでくじけそうだと弱音を吐いたら、
母ちゃんもトレーナーみたいに私を見放すんじゃないかと心配になった。

ある日に浅見さんは、
「トレーナーは、あんたが自分で話してくれなかった事がショックなんだよ」と言った。
なんでそんな事話さなきゃいけないのかと思ったけど、
「トレーナーはあんたの事、自分の子供みたいに思ってるから、
何でも相談してほしかったんじゃないかな」と言った。

別に家の事で悩んでないし、なんでわざわざ不幸自慢しなきゃいけないのか分からない。
それに、私の事を子供のように思っていてくれたんなら、今!今じゃん!
今わたし超立場がふりなんだから、今助けてくれよ!と思ったし、言ったと思う。
浅見さんは、それ以上何も言わなかった。

<>140名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)22:57:02.69ID:V6DoOCM0<>
トレーナーは、親身だったからこそ、
ちぃとヘビーでどう接したものかわかんなくなっちまったんかね。

<>131名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)22:50:02.74ID:WuCu4FE0<>

行きたくないし辛いし、もう嫌だと思ったので、バイトを辞めようと思った。
ていうか、やめた。
トレーナーに、「今月でやめます」と言ったら、「分かった」としか言わなかった。
ここで逆行に立ち向かおうなんていう精神は、あいにく持ち合わせていなかった。

バイトをやめた事を母ちゃんには言えなかった。
まるでリストラされたオヤジのように、バイトをしているふりをして、時間になれば家へ戻る生活をした。
まぐろ貯金のおかげと、
辞めたその日に「あとから取りに来るのは来づらいだろうから」
とトレーナーは給料を用意してくれていて、中を見たら、かなり色をつけてくれていた。

だからお金もあるし、
2年前のニートクズ子なら、これだけお金があれば1年はニートでいられただろう。

<>134名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)22:55:03.88ID:WuCu4FE0<>

だけど母ちゃんにはすお見通しだったようだ。
「あんた、最近寿司の匂いがしないけどちゃんとバイトしてる?」と聞かれて、白状した。
何もかもオヤジのせいだと母ちゃんを怒鳴りつけたら、
母ちゃんも一緒になって「そうだそうだ!よく言った!」と怒鳴った。
大きい声を出したら泣けてきたので、母ちゃんにすがりついてわんわん泣いたと思う。

驚いたのは、辞めた事を後悔していた事だ。
諦めの速さだけは自信があったはずだし、何でも「まぁいいか」と思える精神だったのに、
人の目なんか気にしないはずだったのに、辞める直前、それが全部出来なくなっていたと思う。

<>148名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:03:17.95ID:WuCu4FE0<>

浅見さんは最後まで味方でいてくれたし、
ピザだってなるべく私とシフトが重なるようにしてくれたのに、
そんな好意を無にして、目の前の辛い物から逃げ出してきた後悔で、頭が痛かった。

母ちゃんは、「それで後悔しないの?あんた本当に後悔しないの?」と聞いた。
後悔している事も、母ちゃんはお見通しのようだ。

少しでも後悔しているなら、今からでも遅くないんだよ、
と母ちゃんは復帰を促してくれたけど、トレーナーの顔を見る勇気がない。

抜け殻のようになった私は、またニートに戻って毎日部屋に引きこもる生活を送った。
働こうとは思わなかった。働く=傷つくと覚えた。

目標がない人間は本当に駄目になると思った。
毎日うんこして食って寝るだけだ。

ある日2ちゃんを見たら、「働かざるもの食うべからず」と書いてあった。
じゃあ食わねーよ!とむきになって、一週間ポカリだけで過ごした。真症のバカだったと思う。
まだ2年前の方が家事もしてたし、良かったと思う。

<>153名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:10:13.66ID:WuCu4FE0<>

出来あがった着物が届いたけど、見る気にもなれなかった。
当然、オヤジにも会いたくなかったので、家族で記念写真の話なんか絶対に嫌だと言い続けた。

成人式の手前で、私は20歳の誕生日を迎えた。
全然嬉しくなかったけど、もらえたプレゼントが嬉しかった。

母ちゃんから新しいミシンと、兄からは覚えてない(なんか洋服とかだった気がする)
妹からは120色入りの色鉛筆と、スケッチブックをもらった。
このスケッチブックは嬉しかった。毎日狂ったように絵を描いた。
前に寿司屋でポスターを描いた時、楽しかった事を思い出したし、絵を描くと時間潰しにもなる。

そしてミシンも嬉しかった。前も書いたけど、頭の中で思った物を形にするのは得意なので、
“どういう作りなんだ?”というアニメとかのキャラクター衣装を作るのが得意だった。
もちろん余り布とかで形だけ作ってるだけだったので、
特に着る事もなく作っては捨てていたけど、それでも楽しかった。

<>164名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)23:19:14.12ID:Rpi3CVgo<>
完成品を思い浮かべられるってのは
物つくりをしていく上で貴重な才能だぞ

<>167名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)23:22:22.33ID:.mPPoDUo<>
164
それもノウハウなしでだから生半可な才能じゃないな
この手のセンスは努力し続けても、ついには身につかない人間もいる

<>158名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:15:36.17ID:WuCu4FE0<>

ある日に、妹が昔好きだったアニメのキャラクター衣装を作ったら、
妹が「お姉ちゃん、これインターネットとかで売れば?」と言った。
お金もそろそろつきていたし、昔やったバザー感覚で、
いっちょオークションに出品してみるかと思った。

材料費2000円くらいの物が、20000円で売れた。
妹に着せて撮った写真が良かったのか、明らかに男性ですね、という方が落札してくれた。
調子にのってもう一つ出品したら、こっちは12000円で売れた。
時期的に冬の大きなイベント前で良かったのかもしれない。

<>159名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)23:17:09.62ID:uMMCDHk0<>
すげええええええええええええ

<>160名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)23:17:39.64ID:.mPPoDUo<>
はい、心当たりのある男性は挙手してくださいーw

<>165名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:19:34.63ID:WuCu4FE0<>

母ちゃんにその事を話したら、「自分でビジネスするのは色々と大変だよ」と言った。
いくら以上稼ぐと税金がどうので、確定申告がうんたらかんたらと言われた。

別にこれを仕事にしようとは思ってなかったので聞き飛ばしていたけど、
それでもまたやる気というか、楽して金が手に入る!精神が目覚めてきた。

衣装作りは苦じゃないというか、多分前世は洋服屋だったんだと思う。
一日に2着作るのは余裕だったし、見かけも悪くない。
ただ、いくらモザイク入りとはいえ妹の写真を使うのは怖かったので自分で着て出品した。

妹の写真を使った時よりも落札金額が低かったのはなぜだろうか。

<>170名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:24:59.91ID:WuCu4FE0<>

ひと月で、結構な金額が稼げた。
母ちゃんが、「○○円は税金として申告して提出しなきゃダメなんだからね」と教えてくれた。
だけど、ひと月でこれだけ稼げてしまっていいものなのかちょっと怖くなった。

ある日母ちゃんが、「今度うちで新しい缶を作ろうと思うんだけどアイディアない?」と聞いてきた。
そういうのを考えるのは大好きなので、一晩中缶のデザインを考えた。
翌日母ちゃんにデザイン画を渡して見せたら、母ちゃんは驚いていた。
「あんた絵上手くなったね」と褒めてもらった。
一日中ずっと絵を描く生活をしていたので、画力が上がったんだと思った。

デザイン画を持って、母ちゃんが「これが通れば、母ちゃんの株も上がる」と言った。

<>175名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:29:32.28ID:WuCu4FE0<>

絵の勉強がしたいと思った。
いわゆるアニメ絵とかはからっきしダメだから、漫画を描こうとは思わなかったけど、
とりあえず絵を習いたいと思った。

母ちゃんに言ったら、「学校に行く?」と言われた。
学校は嫌だったので、もう独学でいいやと思った。
だけど、独学で絵を勉強するのは難しい。だって、第三者の言葉がもらえないじゃん。
自分では上手い!と思っても、実は他人からみたら“いや、ここが…”ってのがあると思うんだよ。

母ちゃんに相談したら、母ちゃんは、「オヤジに習ったら?」と言った。
絶対嫌だと言ったけど、絵を習っていたらしいオヤジの絵には興味があった。
母ちゃんにオヤジの絵が見たいと言ったら、母ちゃんが一枚の絵を見せてくれた。
母ちゃんの絵だった。油絵だったけど、めちゃくちゃ上手かった。

<>178名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:34:11.96ID:WuCu4FE0<>

私が今まで心奪われたのは、人生で二つだけ。
えんがわと、このオヤジの油絵だ。
結婚前に描いてもらったらしく、もうかなり古い物だからヒビ割れて状態は悪かったけど、
でも、ずっと見ていても飽きない絵だった。
何とかしてこの絵を描きたい衝動に駆られたので、模写した。
模写しまくったけど、やっぱり全然違う。何が違うかなんか明白だ。
接客の時の、ピザと私の違いと同じ。心がないんだと思った。

オヤジは本当に母ちゃんを愛していたんだなと思った。

オヤジに会おうと思ったのは、これがきっかけだ。

オヤジに会おうというか、感覚としては大ファンの画家に会いたいという気分だった。
もちろん相手はオヤジだけど、それでもこの絵を描いた時の気持ちが聞きたいと思った。
それは娘として思ったのではなく、一人の人間として思った。

<>187名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:39:57.23ID:WuCu4FE0<>

母ちゃんがオヤジのアパートまで連れていってくれた。
数年ぶりに見たオヤジは、前歯がなかった。
「オヤジ、前歯は?」
が、久々の対面の第一声だったと思う。

前歯の真相は、週に一度の母ちゃんとのデートの日。
仕事から帰ってきてからうきうきはしゃいでアパートの階段を降りたら、そのまま転倒したらしい。
歯医者で「もう駄目なので抜きましょう」といって抜かれたオヤジの前歯。
もちろんしばらくは仮の歯が入っていたが、そこから治療費をけちって歯医者へ通院しなくなり。
仮歯も取れてしまい、みごとな歯抜けになったという訳だ。
「いや、歯医者行きなよ」
「いやーお父さん歯医者嫌いだからねー」
HAHAHAと笑うオヤジは、昔からこういうオヤジだ。軽いというか、うん、軽い。

<>190名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)23:44:09.88ID:SNgV9IAO<>
このオヤジ嫌いじゃないwwww

<>188名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日)23:41:56.37ID:2Tl94Qc0<>
HAHAHAって…

不覚にも吹いたw

<>192名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:46:08.80ID:WuCu4FE0<>

オヤジのアパートで、母ちゃんはかいがいしく洗濯や掃除をしていた。
しかしオヤジの部屋は矛盾だらけの部屋だ。
まずテレビがないのにDVDがあるし、炊飯器がないのに生のお米がある。
でも鍋もないんだぞ。
そして部屋に貼られた、某子役のポスターと、某タレントのポスター。
丁寧に新聞の切り抜きまで貼ってある。名前は伏せさせてもらう。
某子役は、妹。そして某タレントは私に顔が似てるから好きなんだと言っていた。

「毎日妹とクズ子が家にいるみたいで嬉しいから、お父さん貼っちゃった」と言った。

悪いけど、うちのオヤジは歩くギャグ漫画みたいな人なので、
あまりエピソードを書くと漫画みたいになっちゃうから、書くのはなるべく控える。

<>201名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:51:45.22ID:WuCu4FE0<>

なぜテレビがないのにDVDプレイヤーがあるのか聞いたら、見たいDVDがあったからだと言った。
でもテレビないじゃんと言ったら、どうやら数日前まではあったらしい。
だけど、家で米が食べたかったから売っちゃったと言った。
「でも炊飯器ないじゃん」
「そうなんだよ!だから、DVDプレイヤー売って炊飯器買おうかな」
「やだわ、あなたwwwwそれじゃせっかく買ったDVDが見れないじゃないwwww」
「そうなんだよね〜」
あははうふふと笑いあう法律上は元夫婦の二人。
そういえば、小さい頃からオヤジと母ちゃんはこんなだったなぁと思った。

オヤジは、私の現状をたくさん聞いてきた。
なので、そのまま話したら、
オヤジは寿司屋をやめたきっかけを聞いて、黙って頭を下げた。

<>205名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/19(日)23:57:01.98ID:WuCu4FE0<>

意外に、話しているうちにあれだけ恨んでいた気持ちが消えていった。
オヤジは昔から、人を和ませる力を持っている人だったし、
やっぱり元営業マントップだけはある、穏やかというか、優しいというか。
何度も何度も謝ってくれて、こっちが申し訳ない気持ちになってきた。

これは正直な気持ち、今の今でも、なぜオヤジが借金してしまったのか分からない。
もちろん理由はあったけど、でも、とてもこんなに優しいオヤジがなぜだろうという気持ちしかない。

まぁ話は戻って。
久々の父と娘の対面というよりは、今だけ昔に戻ったように、普通に話せた。
気まずいという事もなかったし、話題に困ることもない。
オヤジの人柄がなせた技だと思う。

<>208名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)00:02:13.12ID:MwBFEAUo<>
クズ子は親父似のはずだから・・・あれ?

<>207名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:02:12.60ID:Y2JziXw0<>

オヤジの描いた油絵を見せて、「これに凄く感動した」と伝えた。
オヤジは懐かしそうに油絵を見て、「クズ子も絵が好きなのか」と言った。

「絵の仕事でもしたいのか?」
「ううん、ただ絵が好きだから勉強したいだけ」

じゃあお父さんが教えてあげると言って、オヤジはスケッチブックに私を描いてくれた。
鉛筆のラフだったけど、ずっと描いていなかったせいか、
「下手になったなぁww」と自分の絵を見て笑っていた。
それでも私から見たら、凄く上手。

一日中、模写とか、静止画とか、オヤジと一緒に絵を描いた。
夕方に母ちゃんがご飯を作ろうとしてくれたけど、
フライパンしかないので何も作れないという事になり、3人でご飯を食べた。
そういえばこの日妹がいなかったけど何でいなかったかは覚えてない。

<>213名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:08:49.11ID:Y2JziXw0<>

帰りの車の中で、母ちゃんに家族写真の話を自分で切り出した。
母ちゃんは嬉しそうに、
「じゃあ、兄の成人式もやってあげられていなかったから兄も単独で写真撮ってあげなきゃ」
と言ってた。

家族と記念写真をとる、というか成人式の直前だったかな。
ある夜に、荷物が届いた。トレーナーからだった。
中を見たら、バッグが入っていた。成人式用のやつ。

手紙が入ってて、ごめん今ちょっと現物が手元にないので内容は詳しく書けないんだけど、
文末に「いつでも戻ってこい」の言葉に泣いた覚えがある。
あと、「受け止めきれなくて申し訳なかった」とか、謝罪の言葉が並んでたと思う。

母ちゃんにもバッグは買ってもらってたけど、トレーナーからもらったバッグを使っていいかと聞いたら、母ちゃんが「当たり前でしょ」と言ってくれた。

<>218名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:13:07.53ID:Y2JziXw0<>

3年ぶりにそろった家族で、兄もオヤジと会うのは久しぶりだったようだ。
やっぱり兄も、「オヤジ前歯は?」と聞いていた。

兄は、オヤジに「妹の事は俺に任せてくれよ」と言った。
「離れて暮らしている分、俺とオヤジで父親二人になろうぜ」と言った。
この時だけは兄がかっこいいと思った。
中学生なのに、いつまでも小さい子供のような妹は、はしゃいではしゃいで仕方なかった。
「今日が毎日ならいいのに!」と言って、車の中でもスタジオの中でも、
ぱたぱた走り回ってとにかく落ち着きがない。

<>226名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:19:41.96ID:Y2JziXw0<>

母ちゃんに買ってもらった着物姿の私に、
オヤジは「凄い綺麗だけど、母ちゃんはもっと綺麗だったなぁ」と言った。
母ちゃんも「やだwwwwあなたったらwwww」と言って照れていた。
いまだにこの二人が元夫婦だなんて思えない。
今も昔もずっとこんな感じだからな。

帰り際に、母ちゃんが「これを機に、月に1度は全員で集まりましょう」と言った。
妹の賛成の掛け声を合図に、みんなで賛成した。
そして母ちゃんが、もう一つ報告があると言った。
「母ちゃん、次の仕事が上手くいけば取締役になれるの」と言った。
運転中のオヤジが、急ブレーキを踏んで驚いていた。

実質社長と母ちゃんの2トップの会社になるんだと。
オヤジは、「しゃ、社長と再婚するのか?」と言ってたけど、
社長はもう奥さんもいるしそんなんじゃないと母ちゃんは言った。

<>227名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)00:21:36.65ID:x3/afWwo<>
と、と、と、取締役・・・

<>232名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)00:22:25.83ID:EA/lh2DO<>
出世し過ぎwwwwwwwwすげえwwwwwwwwwwww

<>237名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:25:11.17ID:Y2JziXw0<>

母ちゃんのヘッドハンテングの声が増えてきて、でも母ちゃんも年が年だしこの景気だから、
他に移る気は皆無なんだそうだ。
前も書いた通り、あくまでも母ちゃんは今の会社で出世して、会社を大きくする事が夢だからな。

でも、大学も出てない、
ただのパートのおばちゃんだった女性をこれ以上出世させる事もなかなか難しいらしい。
部長が精一杯て事だろうね。

そこで母ちゃんは、
「じゃあ女性も男性も関係なく、学歴にも負けない良い実績を上げればいいんじゃん!」
と思ったらしく、第二工場を作って、事業を広げる一大計画を考えたんだと。

<>241名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:28:51.45ID:Y2JziXw0<>

そういえばちょっと前に、なんか新しい缶のデザインを考えろとか言われたなと思って、
「あれも母ちゃんの計画のひとつ?」と聞いた。
母ちゃんは、
「あんた絵が好きだし、
もし上手くいけばうちでデザイナーとして雇ってもいいかなと思ったんだけど、
その権限も今はないから欲しいのよね」と言った。

「権限が欲しけりゃ手に入れればいいじゃん!よっしゃ出世しよう!」という、
いかにも母ちゃんらしい発想。

オヤジが「…多分、今の母ちゃんは俺の倍は稼いでるよな」と呟いて落ち込んでいた。

<>248名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:33:34.90ID:Y2JziXw0<>

それからまた母ちゃんはめちゃくちゃに忙しくなった。
携帯を持って風呂に入るぐらいだった。
睡眠不足なんてものが母ちゃんにはないんだろうか。
よく分からないけど、毎年会社の健康診断は「判定A」だった。
医者お墨付きの健康体。
多忙になれた結果だと言ってたけど、それでも凄い。
母ちゃんのお肌もつるつるだし、何よりも皺とかがない。
40代後半を迎えているはずなのに、30代前半にしか見えない。
(娘のひいき目かもしれないが)
働くとエネルギーが湧いて老けないんだと言っていた。
それは間違いないと思った。

でも、妹の授業参観は必ず参加するし、運動会なんか朝一番で場所取りするし、
中学校の合唱祭も、一番前の席で一眼レフを光らせる。

<>252名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:38:56.17ID:Y2JziXw0<>

相変わらず私はニートだったけど、
でも、10代の時と決定的に違うのは、母ちゃんに対する考え方だった。
母ちゃん凄いなー、という気持ちから、母ちゃんみたいになりたいなーという気持ちになった。

ある日、VIPに釣りスレを立てた。
釣りですたwwwwという落ちで終わらせたスレだったが、めちゃくちゃ伸びた。
名前は言わないけど、有名まとめサイトにも載っていた。
「1の文章力に嫉妬wwww」「1お前小説家になれよwwww」という、
VIPにありがちな言葉が並んでいたけど、
単純に初めて書いた文章でこれだけの人が喜んでくれたというか、楽しんでくれたのが嬉しかった。
つーか、そういう楽しい話を考えるのが凄く好きだったので、これは良い趣味になるwwとはまった。

<>254名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)00:40:31.79ID:k2N.lsDO<>
あ、びっくりした
一瞬これが釣り宣言かとw

<>263名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:46:04.90ID:Y2JziXw0<>

小説書けよと自分でも思ったけど、
文章力(発想力じゃないぞ)が自分には欠けているので駄目な事は分かっている。
これに対してのフォローもいらん。

ここからは書いていいかちょっと躊躇うが、連日釣りスレで楽しんでいた時、
出版社から以前立てた私の釣りスレをまとめたサイト経由で連絡が来た。
wiki経由から連絡先をつきとめたんだと思った。
出版しませんか?という連絡だったけど、あれは釣りスレなんで駄目ですと断った。
銭ゲバのくせにと思うかもしれないけど、だって、釣りスレをわざわざ小説化してどうすんだよって話。
ギリギリな事書いてるし、このあたりは色んな人に迷惑かかりそうだからここまでにしておくけど、
まぁそんな話があって。
出版の人に、一本何か小説書いて、応募か持ち込みする事をすすめられた。

<>274名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)00:51:23.95ID:Y2JziXw0<>
いや、釣りじゃないってば。
私の特徴として、釣りすれで「釣りじゃない」宣言はしない。
ていうか、こんな長々とした釣りスレは個人的に好きじゃない。

さっきも書いたけど、文章力がないので何か文章を書こうとは思わなかったけど、
私の発想力だけは仕事に出来るかもしれないのか、と思った。
母ちゃんにそれを話したら、
「発想力だけを仕事にしようと思ったら、なかなか難しいかもね」と言われた。

絵とか字とか、それに何か付属してなきゃお金にはならないわけだ。

ちぇーっと思っていたら、妹が「じゃあ、妹のクラスの学級新聞書いて!」と言ってきた。
お金にならないので断ろうと思ったけど、寿司屋のポスターから始まり、洋服、釣りスレと、
とにかく何かひとつの物を完成させるのは好きだったので、引きうけようと思った。

<>295名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:04:38.02ID:Y2JziXw0<>

学級新聞の材料を買いにホームセンターに出かける途中、寿司屋の前を通ってみた。
トレーナーにバッグのお礼を言おうと思ってたんだけど、見たら浅見さんが一人で仕事をしていた。
浅見さんと話したいけど、今更顔を合わせていいか悩んだ、
けど悩んでても仕方ないので店に入った。
浅見さんはびっくりして「あんた、生きてたの!?」と言った。

そりゃ生きてるよ、と思ったけど、
トレーナーがバッグを送って「戻っておいで、連絡待ってるから」と言ったのに連絡がないから、
何か病気でもしたんじゃないかと思ったらしい。

<>299名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)01:07:08.33ID:EQcEJPs0<>
ここが成長だよな・・・感動するわ

<>305名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:10:16.84ID:Y2JziXw0<>

正直、もう戻るつもりはなかったので「トレーナーには近いうちに連絡します」とだけ言っておいた。
浅見さんが「今日はどうしたの?」と言ったので、学級新聞の話をした。
材料を買って今日作るんですと言ったら、
「あんたの作ったポスター、えらい評判良いからまたうちの店のポスターも作ってよ」と言った。
見れば、もうフェアなんかとっくに終わってるはずなのに、
私の作ったポスターをまだ貼ってくれていた。
メニュー表も私が作ったままだった。

これにやる気が出たので、さっそく帰ってから学級新聞を作った。
新聞みたいな、見出しとかどこにどういう物を書こうとか考えるのが大好きなので、
夜通しで夢中になって作業をした。

<>310名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:15:32.40ID:Y2JziXw0<>

次第に私は、物を作る事に喜びというか、楽しいという気持ちを持つようになってきた。
金がなくなってはコスプレ衣装を作り、オークションで売る。
それだけでも寿司屋のバイトの時よりは稼げていたし、
合間に絵を描いて、飯作って、VIPで釣りスレ立てて、うんこして寝る生活。
結構充実した毎日を送っていたと思う。
あんまりこの辺りはエピソードがない。
そのくらい、平穏というか、普通の毎日だった。

ただ、コスプレ衣装も大きなイベント前でない限りはなかなか売れない時もある。
母ちゃんに言ったら、「それがクリエイターの使命だ」と言った。
ぶっちゃけ、クリエイターの意味が分からなかったが、何となくかっこいい言葉だと思った。
なので、オークションの自己紹介欄に“職業:クリエイター”と書いていた。

ただのニートなのにひどい黒歴史だと思う。

<>280名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)00:53:58.90ID:k2N.lsDO<>
全然関係無いが、
クズコは左利き?
いや、クリエイティブだから常に右脳が刺激されてるのかと…

<>318名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:20:32.97ID:Y2JziXw0<>

ちなみに私は両方が利き手。どっかのレスに左利き?とあったので一応。

トレーナーに連絡をした。バッグのお礼の電話だ。
トレーナーとたわいもない話をして、バッグのお礼を言った。
トレーナーは突然、電話口で泣き始めた。

何回も何回も、「悪かった」「ごめん」と謝られた。

トレーナーから直々に、戻ってくる気はないかと言われて一瞬迷った。
何となくやりたい事も見つかったけど、でもまだ何の形にもなっていないし、
仕事といえるかも微妙な所だし。
何より、これ本当ぶっちゃけ、
在宅で稼げてしまったので、気楽な生活になれちゃったから、
また朝起きるのは嫌だ!と思ったんだよ。

<>324名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)01:22:52.71ID:FLqmFYAO<>
やはり本音が出たwwwwww

<>326名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:24:36.06ID:Y2JziXw0<>

トレーナーから、戻ってくるなら時給を上げてやると言われた。
いくらだったかは覚えてないけど、
多分850円を900円とかにするって言われたのかな。
あと、まかないもクズ子だけは特別に好きなネタを好きなだけ使っていいと言われた。

戻ろうと思った。

クズ子だけ特別、がポイントだったのかもしれない。

でも前みたいに週に5日フルでは働けないと言った。
衣装作りも続けたかったためだ。
こうして私は、寿司屋に復帰した。なんとも単純な理由で復帰した。
でも私はこういう人間なので、なんともらしいかな、と自分的には満足していた。

<>340名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)01:31:45.63ID:1O990wIo<>
トレーナーに好かれてたのもあるだろうけど案外戦力になってたんだろうな

<>338名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:30:11.23ID:Y2JziXw0<>

寿司屋でまた働きながら、衣装も作る。
衣装作りの数もこなしていくと、落札者からのリピートとか、オーダー希望の連絡も入る。
たまに仕事につまると、オヤジの所へ行ってオヤジと一緒に絵を描いたり、
VIPで釣りスレ立てたり、妹の学級新聞を作ったりしていた。

二足のワラジは結構辛いもので、復帰初日から寝坊した。
めんどくせーと思っていたが、この日、トレーナーがマンションまで迎えに来ていた。
インターフォンを鳴らされて目が覚めたので、すぐに分かった。

「絶対あんたは遅刻すると思ったんだよね」と、前に聞いた事があるような事を言われたが、
久しぶりにトレーナーと会えてとにかく嬉しかった。
もちろんパートのおばちゃんの中には、「よく戻ってこれるわね」という人もいた。
ていうか、トレーナーと浅見さんとピザ以外全員そうだった。
けど、トレーナーと浅見さんとピザが味方なだけで良かった。

<>342名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)01:34:29.12ID:SviY55wo<>
338
つええよ。お前も母ちゃんと同じく、大出世しとる。

<>345名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:35:40.78ID:Y2JziXw0<>

再び寿司くさい体になった私を、母ちゃんが誰よりも喜んでくれた。
「あんたは出来る子だ」とたくさん褒めてくれて、
体にだけは気をつけろと言われた。

ある程度、オークションで私の衣装を落札してくれる人が定まってきた。
なので、オークションではなくネット通販に切り替えようと思った。
売れるんだか売れないんだか分らないオークションよりも、
オーダー式の通販の方が全然良い。

ただ、確定申告とか税金とか、
20歳過ぎたので年金とか色々払わなきゃいけない物があるみたいで、
全部計算がめんどくさくて母ちゃんにやってもらおうと思った。

なので、収入はまず母ちゃんへ全額渡す。母ちゃんが必要経費を抜いて、私に残額を返してくれる。
しかしそれは二重で面倒なので、
必要な時に母ちゃんへ申請して、母ちゃんに金を管理してもらっていた。

<>355名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:41:28.34ID:Y2JziXw0<>

さすがに経理部長でもある母ちゃん
(まぁ、営業部長でもありその他何とか部長っていう肩書は全部母ちゃんなんだけどね)、
結婚前は税理士事務所でお茶くみをしていただけあり、税金関係はばっちりだ。
きちんと毎月明細を作って見せてくれて、ひとつひとつ教えてくれた。

兄にその話をしたら、「税理士雇ったら凄い金額かかるから、お前はラッキーだな」と言われた。
母ちゃんがやってくれている事は、普通ならお金がかかるらしい。
でも私は母ちゃんがやってくれているから、ラッキーだと思った。

<>361名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:46:17.57ID:Y2JziXw0<>

トレーナーにその話をしたら、
「あんたも稼げるようになったんだから、お母さんに少しは返してあげなさい」と言われた。
気持ちでもいいので、ちょっとした物あげたら喜ぶよと言われた。

ある日に作っていた衣装で、ブレザーのボタンホールでミスをした衣装があった。
これでは売り物にならないので、
母ちゃんに「母ちゃんのためにジャケット作ってみたよ」と言って失敗したブレザーを渡した。
母ちゃんが泣いた。

泣かせるつもりではなかったからびっくりしたけど、
嬉しくて泣いてる事が分かったので複雑な気持ちになった。
まさかそれは売り物にしようとして失敗したからあげただけです、とか言えない空気だった。

<>362名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)01:47:40.94ID:CBlgajU0<>
しれっとカーチャンのためとかwwwwwクズ子wwww

<>369名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:51:07.57ID:Y2JziXw0<>

その日から母ちゃんは、
某ゲームキャラクターの制服(ワッペンつき)を毎日着て会社へ通勤するようになった。
その姿を見る度に罪悪感と、「それはえろいゲームのキャラクターの衣装なのに…」と思って笑えた。

それからまたしばらくして、
母ちゃんが私に「あんたのデザイン、駄目だった。奇抜すぎてインクがどうのこうの」と言って、
以前書いたデザインがボツになった話をされた。
あの缶さえ通れば、第二工場も夢じゃないのに、と言った母ちゃんのために、
またその日夜通しデザインを考えた。
翌日母ちゃんにデザインを渡したら、
母ちゃんは大喜びで「これを武器に、また社長と口ケンカしてくるわ」と言った。

<>381名前:クズ子◆6ClmPIZy/M:2009/04/20(月)01:56:23.47ID:Y2JziXw0<>

連日繰り返しだった。またデザインがボツになり、またボツになり。
もうイライラしてきたので、
「母ちゃん、社長と現場の連中全員連れてきてよ!どこが駄目なのか自分で聞く!」
と母ちゃんに言った。
母ちゃんは、「別に無理してもう描かなくていいよ」と言った。
「他のデザイナーに頼んでみるから」と言って、
私のムキになる性格と負けず嫌いのツボをギュウギュウ押してきた母ちゃん。

何がなんでもデザインを通してやると躍起になって、連日遅くまでデザインを考えていた。

寿司屋では、ピザが就職するので退職すると言った。
私は、「就職なんかしちゃらめええええええ」と言って悲しんだが、
ピザの就職先が保育園だと聞いて妙に納得した。

保育園で園児を相手にブッダの教えを解けばいいと思った。

<>383名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/20(月)01:57:34.78ID:95WoFvEo<>
ブッダの教えwwwwww

続編:うちの母ちゃん凄いぞ 後編

【近親相姦】8/2【体験談】

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ちょっと緊張しながらまずは体操着の上をゆっくり脱がすとかわいいとんがった乳首が現れた。
そしてズボンを脱がすと、きれいな無毛のアソコが現れた。やっぱり綺麗だ。
そして友達にたまに見せてもらうエロ本にあったポーズで凄く印象に残ったのが何個かあった。
それをさせたいと思っていたので
「じゃあ待ってる間体の体操ゲームやんない?」と言うと
「やるやる!どんなの?」と面白そうに聞いてきた。この時ちょっとした罪悪感とか興奮で凄い心臓がバクバクだった。
まずはorzの恰好にさせたかったので便器の蓋の上に四つん這いにさせようとしたが、やっぱりいくら体が小さくても難しかった。
最終的に手の間に首を入れ、お尻をかなり突き出す状態で何とかできた。本以上にエロかった。
「やっぱり苦しいかな?」「うん・・・きゅるしい」
「でも五分こうしてると将来背が大きくなるんだよ」
「そうなの!?じゃあ頑張るね!」
もちろん嘘でかなり罪悪感を感じたけどこの性欲には勝てなかった。
そして改めて目の前の光景を観察。心臓と股間がはちきれそうだった。
突き出されたお尻とぷっくりとした白いアソコがすごい強調されて凄いエロい。

【野外露出】露出ゲーム【体験談】

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小6の時、露出ゲームを、小4の妹と、その友達の女の子とやった話。20数年前、
通学路に、一般道とは別に、車は通れない坂道の山道があり、小4の妹と、その友達の愛ちゃん(仮名)と3人でそこを登下校していた。
その山道でいつもやってたのが、『ランドセルじゃんけん』。じゃんけんで負けた人が3人分のランドセルを背負い、あとの2人は楽して坂を上がれるというもの。
次の曲がり角までで、1回として、1日4回やっていた。
ある時、俺が負けた後、なんとなく言った一言から始まった・・・。
『じゃぁさ、2回連続で負けた人は、他に罰ゲーム追加しようよ』と。2人は『えっ?どんなの~?』と聞いてきた。
『じゃぁ次、俺が負けたら、チャック全開で運ぶってのは?』
2人は『えっ~~~』と言いつつも笑顔でいい感じだった。妹が『じゃぁ女子が負けたら?』と聞いてきたので、勢いで、
『スカート脱いでブルマになるのは?』と言ってみた。
2人は嫌がったが、
別に体育でも履いてるじゃんとか、この道誰もこないしとか、いろいろ説得し、俺が負けた時は、チャックから、ちんちんの分だけパンツも出せるだけ出す。という追加をすると、
自分たちのほうが恥ずかしくないと思ったのか、了承してくれた。
連続罰という名前をつけ始まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー帰り時間が合う数日後、最初の連続罰は妹だった。『いいよ別に』と言っていたが、
前回の最後に負けてからの連続負けのため、山道の入り口で民家もあったからか、『ちょっと(山道の)中に入ってから脱いでいい?』と恥ずかしがっていたのが可愛かった。妹は、

制服からさっとスカートを脱ぐと、ブルマ姿になった。
カッターシャツを引っ張り、
ランドセルを3つ持ち、早歩きになった。その制服にブルマという、感じが俺にはたまらなかった・・・。
同じ日、2回目3回目と、愛ちゃんが負け、連続罰となった。俺と妹が『いえっ~~い!』と盛り上げるが、
『いいよ別に』と妹と同じ強がりをみせた。
すると愛ちゃんは、体操着袋から、ブルマを取り出した、女子はみんなパンチラ対策で履いてると思ってたので少し驚いた。
愛ちゃんは靴を脱いでその上に立ち、器用にブルマを足に入れようとしたとき、俺はいじわるをした。『ちょっと待って!、違うよ。スカートを脱いでブルマになる約束だよ。
だからスカートから脱がないと』愛ちゃんは、『えっ~~でもっ・・・』と驚き困っていたが、妹が『うん。お兄ちゃんの言うとおり、スカートを脱いでブルマになる約束だよね』
と追い打ちをかけた。
愛ちゃんはまだ困っていたが、
じゃぁ上と下で誰も来ないか見張りするということで、覚悟を決めた。俺は上に行き、曲がり角の先から、誰も来ないのを合図すると、
愛ちゃんはスカートを脱いだ。今度は靴の上ではなく、地面に立ち靴下が汚れるのも構わず、急いでブルマを履いた。カッターシャツでパンツは見えなかったが、
女の子が外で着替えてる姿は、かなり興奮した。
それから、
何日かで、妹と愛ちゃんはさらに1回づつ連続罰をうけ、ついに俺も連続罰になった。
恥ずかしいより嬉しいのほうが強かった、俺は、半ズボンのチャックを開けて大きく広げ、白いブリーフを出した。
妹は笑っていたが、愛ちゃんはガン見で、興味津々だった。途中、俺は興奮して勃起した。妹が『お兄ちゃんおっきくなった』と笑った、
それを聞いて、愛ちゃんが見て小声で言った『すご~い』と。やっぱり興味があったんだろう。
俺の罰が終わりチャックを閉めて、次のじゃんけんのときに、俺はまた調子に乗ってみた。じゃぁ、3連続はもっとなんかする?愛ちゃんが即答で『うん、いいよ~』と言ってきた。もうノリノリになっていた。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそこから、いろいろルールを変えていったが、
最終的には、ランドセルを運ぶのはなくなり、
『露出ゲーム』になったいた。最初にじゃんけんをして負けを決めるが、
決まるまでに、あいこになった分だけ負けた人の罰が、厳しくなるというもの。
最初の1回で決まれば、レベル1。
3回かかればレベル3。みたいな感じだ。
男子は、
1:チャックからブリーフだし
2:チャックからちんちんだし
3:そのままズボンを膝までさげる
4:さらにシャツを上まで限界にあげる
5:ブリーフも膝までおろす女子は、
1:スカート脱いでブルマ
2:少しハミパンさせる
3:後ろをTバックにする
4:さらにシャツをおへそまであげる、最後ゴールしたら一瞬だけ膝までブルマをおろす
5:ブルマの前後ろすべての面をハミパンさせ、最後ゴールしたら一瞬だけ膝までブルマとパンツをおろす
毎回見張りを上と下につけるってことで、やっていたが、
ほとんど2~3どまりだったが、愛ちゃんが俺のちんちんで喜んでるのも楽しかったし、
恥ずかしい顔をみるのがたまらなかった。そして、ハミパンは衝撃的だった。クラスの女子が体育でハミパンしてるのを1回もみたことなかったので、興奮した。
ブルマを触りたいと思った時、妹が初めて4になり、俺は後付ルールで最後のブルマは俺がおろすルールだよとズルをした。
何回かやり、みんな5も1回は経験した。
愛ちゃんはさらに大胆になり、女子も4は胸まで上げるとか、5はブルマ脱ぐとか。
どんどんエスカレートしていき、妹は少しついていけなくなり、見張り役になった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー俺と愛ちゃんのサシ勝負になり、今考えると恐ろしいなと思ったのが、、
『着替え選手権』ってのをやったことだ。これは見張りの中ではあるが、離れた2か所にブルーシートみたいなのをひいて、
スタート地点で制服を全部脱ぎ、ゴール地点にある体操着に着替えるまでのタイムを競うというもの。
ちなみに、パンツは頭にかぶって移動w全裸ですごい解放感だったが、
それよりも、全裸の女の子が露出してる方が興奮した。ちなみに、負けたほうは次の日ノーパン登校の罰だったが、
罰のレベルが低すぎるだろって感覚になってしまっていた。
そして、11月になり、寒いという理由でやめた。


【近親相姦】まだ足りない。やられたら倍返しだ。【体験談】

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本当にやった復讐 17 より
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1372365244/

<>724: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 14:51:09.82 ID:ut3E/5HAO<>
長文、乱文になるかとは思いますが…
私の復讐、投稿しても宜しいでしょうか?

<>725: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 16:05:25.18 ID:vKZqWR7n0<>
どうぞどうぞ

<>727: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 16:27:42.88 ID:ut3E/5HAO<>
ありがとうございます。

2ちゃんねる新規なので、使い方やルールが間違っていましたら、ご指摘願います。

<>728: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 16:32:36.20 ID:ut3E/5HAO<>
私が学生のときの話。

小学生のころから私は男勝りな性格で女版ジャイアン。
男子も私を女子とは扱わず、中学生になってもお互いの家を行き来するなど仲良く遊んでた。
しかし、中学生となると周りの女子は男子を意識するようになっていた。

そんな中、私は相変わらず男子とゲームや鬼ごっこなど幼稚な遊びを(仲良く)しているのが、女子のカンに障ったらしく、そこから派手女子グループによる陰湿なイジめを受けるようになった。

<>729: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 17:11:10.05 ID:ut3E/5HAO<>
女子は男子にバレるのを恐れ、おおっぴらには仕掛けてこず
ありがちだけど、私の物を隠す(盗む)や、匿名での手紙(死ね!ヤリマン!男たらし!)などと言った嫌がらせ。などなど。
そして私の所属していた部活顧問に、私が援助交際をしている…などと言った嘘の噂を流し、部長降格。糞顧問から執拗ないびりが3年間続いた。

<>730: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 17:15:01.70 ID:ut3E/5HAO<>
耐えに耐え、高校受験を控えた中3の夏、担任から顧問の先生から聞いているが…と、援助交際をしているという話をされ、否定をしても信じて貰えず、結局推薦の話はなくなり、普通に受験をすることになる。

糞顧問のせいで私の志望校は受験させてもらえず、レベルの低い高校を受験することに…。
糞顧問が親に、志望校だと受かる確率が半々だから、確実に入学出来る高校を受験したほうがいいと吹き込み、家の経済状況では私立には行かせられないからと切願されたので、泣く泣くその高校を受験した。

<>731: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 17:16:36.06 ID:ut3E/5HAO<>
しかし、その高校には私を含め派手女子グループ全員が合格という、なんとも最悪な状況…。

私の悪夢はまだ終わらなかった…

<>732: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 17:20:43.10 ID:qIVtIVhG0<>
しえん?

<>733: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 18:54:17.15 ID:zujbFCQ2O<>
止めるなら
止めると言おう
ホトトギス

<>734: 本当にあった怖い名無し 2013/08/12(月) 19:08:23.53 ID:l6oJ395K0<>
メモ帳に
まとめて書こう
ホトトギス

<>744: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 08:58:09.47 ID:1LX/V0nxO<>
すみません…。昨日たくさん書き込もうとしたら、エラー?のような表示になってしまって、怖くて書き込めませんでした。不慣れな私を許して下さい。そして粗相があれば、ご指摘下さい。

<>745: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 09:08:04.63 ID:1LX/V0nxO<>
ちなみに…パソコンではなく携帯電話からの投稿なのですが、見にくいなどの意見がありましなら、何なりとお申しつけ下さい。
うまくまとめられず、まだまだ長くなってしまいますが最後まで宜しくお願いします。

<>746: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 09:15:08.46 ID:1LX/V0nxO<>
入学してすぐ、またも派手女子グループによる、陰湿なイジメが始まった。
高校で派手女子がさらに加わり、嫌がらせはエスカレート。
ドラマの中の話だと思っていた嫌がらせを目の当たりにし、さすがに精神的に参った。

でも唯一救いだったのが、2人ほど友達が出来たことだった。

<>748: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 09:48:47.51 ID:1LX/V0nxO<>
中学時代からヤンキーだったA子、凛とした雰囲気のクールなB子。

「私…みんなに嫌われてるから、2人も同じように…イジメられちゃうかもよ…?」
と私は仲良くすることを躊躇ったが、

「あ?そんなん関係なくねぇ?」
とA子が言ってくれた。そして笑顔など滅多に見せないB子も満面の笑みで答えてくれた。
私は本当に嬉しかった。その日、家に帰ってから今まで溜まっていた何かを吐き出すように泣きじゃくった。
A子の言葉に励まされ、B子の笑顔に癒された。

<>749: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 09:54:18.16 ID:1LX/V0nxO<>
派手女子グループは何故かA子にはビビっていて、私がA子達と仲良くなったことを知ると、それ以来なにもしてこなくなった。

私たちは毎日一緒にいた。休み時間もトイレも。そして放課後も休日もたくさん遊んだ。私にとって、こんな楽しい生活は初めてだった。
友達とプリクラというものを撮ったことがなかった私。唯一、一緒に撮ったのはお父さん…。
そんな私のプリクラ手帳は、2人であっという間に埋めつくされた。

だけどそんな平和な時間も長くは続かなかった。

<>750: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 10:13:49.70 ID:1LX/V0nxO<>
A子は先程お話した通りのヤンキー娘。
些細なことで担任と揉め、停学。停学があけても学校には来なくなり、ついに夏休み前には「学校だりーから辞めるわ」と、退学の準備を進めていた。

それを知った派手女子グループ。
ここぞとばかりに、また嫌がらせを始めてきた。
道端にあるような雑草が机の上、さらに中、下駄箱、ロッカーに入れられ、教科書、体操着、上履きがゴミ箱に。黒板には、〇〇はヤリマンです!との卑猥な悪口。

高校でも男子と話しをしていたのが気に食わなかったようで、またヤリマン呼ばわり。
すれ違いざまに、キモイ、うざい、臭い、ブス、学校やめろ、消えろ、などの悪口のオンパレード。
それを見兼ねたクラスの男子が私をかばい、派手女子グループに詰め寄ったことが更に状況を悪化し、女子全員から総スカン。

<>751: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 10:17:16.56 ID:QUzKuhzMO<>
マンガみたいだしえん(連続投稿回避よ)

<>753: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 10:26:51.82 ID:1LX/V0nxO<>
751さん、ありがとうございます!うまく書けないので、物語のようになってしまいますが許して下さい。場違いでしたらハッキリおっしゃって下さい。

これからお墓参りに行って来るので、次の投稿まで時間があいてしまいます…。許して下さい。

<>755: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 11:07:24.89 ID:cvuZt39Y0<>
許さない

<>757: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 13:27:06.69 ID:1LX/V0nxO<>
仲良くしていたB子もA子がいなくなった途端に派手女子グループに寝返り、あることないこと吹き込んだ。
B子に恋愛相談(初恋)をしていた内容をバラされ、黒板に暴露された。
そして好きだった男子からも、まじキモいんだけど…の言葉。

それまで耐えに耐えていた私だったが、さすがにこれには耐え切れず教室で号泣してしまった。

裏切られたことが、そしてB子が、とてつもなく許せなかった。

<>759: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 13:39:42.56 ID:1LX/V0nxO<>
一連のことをA子に相談したら、
「だりーな。学校なんか辞めちまえよ。もうガキじゃねーんだから、自分の人生自分で決めな。そんな奴らの文句言ってB子憎む暇あったら、もっと他に出来ることあんだろ。」
と言われ、ハッとした。

負けず嫌いな性格からか、学校を休む=逃げる、辞める=逃げることだと思っていたけれど、違うと言うことを気付かせてくれた。
いつか仕返ししてやる!とチャンスを伺ってきたけれど、それが馬鹿臭いことだと知り、私はすぐに準備を始めた。

<>760: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 13:55:05.02 ID:1LX/V0nxO<>
イジメられているので学校を辞めたいと親に訴えても、私の母親は厳しく許して貰えないこともわかっていた。
だからまず転校先の学校を探した。いわゆる通信制の高校だ。
私自身も中卒は嫌だったので、無知ながら必死になって学校を探した。

バイトを始め、少しでも、と転校にかかる費用を稼いだ。
学校には行かず毎日コンビニのバイトに明け暮れた。

案の定、すぐに学校に行ってないことが親にバレて問い詰められた。

<>763: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 14:05:01.34 ID:1LX/V0nxO<>
そこで、長年イジメられてきたこと、退学を考えていることを打ち合けた。
やはり母親にはボッコボコにシバかれたが、父親の仲裁で家族会議が開かれた。
そこでも一悶着あったが、なんとか通信制高校への転校を認めてくれた。

また新たなスタートが出来る!次こそは!そんなときだった…

B子からメールが届いた。

「ずっと学校来ないで何してんのぉ~?早く学校来なよ。」
と。

気が付いたら、クレヨンし〇ちゃんに出てくる〇ネちゃんママのように、ブツブツ喋りながら大事にしていた人形をめった打ちにしていた。

メールには返信をせず、B子の連絡先を拒否した。

<>765: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 14:18:49.16 ID:1LX/V0nxO<>
転校と同時に私は家を出て、1人暮らしを始めた。
転校先の高校は月に数回の登校で、あとは自宅学習だったため、朝はコンビニ、昼は飲食店、夜は居酒屋で働いた。
初めての経験ばかりで戸惑ったけど、バイト先の人間関係で揉めることもなく、年上の叔母様方にもすごく良くして貰えた。

A子には「学校辞める」と連絡をしたきり、連絡をとらなくなっていた。

そんなある日、いつものように学校に行くと「マジだりぃー」と聞き覚えのある声がした。

A子だった。

お互いにビックリした。まさかまた同じ学校になるなんて。

A子は親が中退を許してくれず、前担任からの奨めで、この高校に転校するという形で辞めたと教えくれた。
「まぁここは自由だし、頑張ってみるよ。あんたも頑張ってるみたいだしね~」
なんて言ってたA子だが、A子の性格は相変わらずで学校にはそれきり来なかった(笑)

<>766: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 14:47:55.54 ID:1LX/V0nxO<>
学校生活も至って順調!
3年生になり、また驚くことがあった。

あのB子が転校してきた。

私を見付けるや否や駆け寄ってきて

「久しぶりだね!元気だった?あのときは本当にゴメンね!私もどうしていいかわからなくて…。また仲良くしようね」
と。

忘れかけていた怒りが甦り、私の中で何かが崩れた。

なにがまた仲良くしようねだ。

こいつだけは許さない…絶対に許さない…。と、ここで復讐心が芽生えた。

<>768: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 14:59:19.11 ID:1LX/V0nxO<>
B子は私が学校辞めた後、派手女子グループから煙たがられ、次のイジメのターゲットにされ、精神的に病んで不登校になって辞めたと周りから聞いた。

ざまぁみろ。と思ったが、まだ足りない。やられたら倍返しだ。そんなんで済ませてたまるか。
適度な距離で仲良しを装い、昔されたことと同じことをB子にしてやった。

クラス全員にB子を無視するように唆した。同じように恋愛相談もバラした。

バラしたことで私がやってることだと知ったB子は、もう許して!と泣きついてきた。
しばらく普通にしていたら、またも調子にのるB子。
そんなとき、B子が同級生C子(だか年上)の悪口を言い触らしていることを耳にした。

<>770: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 15:12:37.11 ID:1LX/V0nxO<>
それはすぐ同級生C子の耳に入り、たちの悪いヤンキーC子はB子を呼び出し袋叩き。
あらかじめC子から聞いていたので、終わったの見計らって登場。
警察に被害届を出すとか言わないように、うまく言いくるめた。

精神的に弱っていたB子はナンパされたという男と付き合い始めた。
間もなくしてB子の妊娠発覚。男逃げる(笑)
B子は親にも言えず、さらに精神的に病む。頼る人もいない、お金がないから堕胎できない。と相談された。

絶好の復讐チャンス。

<>771: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 15:19:07.70 ID:1LX/V0nxO<>
お金は私が立て替えてあげる、ただ私も生活があるから待ってね。と。

馬鹿なB子はその言葉を信じた。
私は引っ張っるだけ引っ張った。お腹はみるみる膨らみ、計算通りB子の親に妊娠がバレ、B子は堕胎した。
その堕胎が仇となり、B子は妊娠出来ない身体になってしまったらしい。

親には半ば勘当され、家にいられなくなったB子に泣きつかれたので、
子供が出来ない身体なら風俗すれば?寮もあるみたいだし稼げるよ?ある程度稼いだらすぐ辞めればいいんだから
と、適当なことを言ってやった。

B子はすぐに風俗の仕事を始めた。
風俗を始めてすぐ、B子はまた精神的に参りだした。だが、お金がないB子はすぐには辞めれない。

<>773: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 15:56:18.67 ID:1LX/V0nxO<>
そんなある日、知らない番号からの着信。何気なくかけ直すとB子の親だった。

B子が自殺未遂をしたと。

逢いたいので病院に来て欲しいと言われ、純情じゃないぐらいドキドキする胸を押さえ、病院に行った。
もう頭の中は、ヤバいヤバいヤバいヤバいだった。

心配して飛んできた風を装い、B子の両親と対面をし、手紙を渡された。
両親も目を通してたであろうその手紙には

「〇〇ちゃん、いつも私を助けてくれてありがとう。たくさん助けてくれたのにごめんね。そして本当にごめんね。」
と。

流されやすい性格の子だったから、きっと悪いクスリでもしたのかな。骸骨みたいにやせ細った顔で眠るB子。

<>777: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 16:02:30.02 ID:1LX/V0nxO<>
私は顔を覆うように泣くふりをして、笑った。可笑しくて可笑しくて仕方なかった。
1人の女が転落する様を間近で見て、私は笑いが止まらなかった。

いつも話しを聞くだけで、私にも生活があって、なにも助けてあげられなかった…
と、両親には話した。

両親は、同じ歳の子の片方(私)は苦労して生活をしているのに、片方はこんな馬鹿なことを繰り返して、あなたにまで迷惑をかけていたことが本当に申し訳ない。と何度も頭を下げてきた。

ご両親には申し訳なかったかなとは思ったが、自業自得だと思った。

<>785: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 16:24:40.19 ID:1LX/V0nxO<>
派手女子グループから始まったイジメだったが、唯一救われたB子の裏切りで私はどん底まで落ちた。
だから私はB子を復讐の標的にした。そして私の些細な復讐は終わった。

それからB子は一時、精神病院に入院。退院後はB子の療養のために両親とともに田舎に引っ越す。という連絡を最後に、B子からの連絡は途絶えた。

そして、あの3.11で津波被害に合い、ご両親は亡くなり、そのあとを追うようにB子も亡くなったそうだ。

<>779: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 16:02:38.76 ID:j8LmojkmO<>
>>730
周囲から嫌がらせを受けてたのに部長になれたの?

そもそも嫌がらせ開始が『3年間』なら、1年生時から女子から嫌がらせを受けていて顧問に伝わっていた訳だけど、その状況下で一度部長には就任して、さらにそれから降格したの?

<>789: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 16:43:59.44 ID:1LX/V0nxO<>
779さん

当時、私を含め同学年の部員は3人だけでした。代々、部長は引退をする3年生の先輩方が決めるというやり方でした。
多分、先輩方も私が嫌われてるのを知ってて嫌な役回りを任せてきたのかな?と思いますが、詳しいことは分かりません。
でも日頃の鬱憤を部活で晴らすかのごとく、すごく真面目に打ち込んでいたので、3人の中では1番技術がありレギュラーでした。
中2の半ばで部長就任、噂を流されたのは、中3前半だったと思います。半年間だけ部長でした。

良く分からない書き方をしてしまい、申し訳ございません…。

<>758:本当にあった怖い名無し2013/08/13(火) 13:35:55.09 ID:lS3SyMEvi<>
>>730
こういう話を「本人だけに」するというのは、まずあり得ない。

嫌がらせや暴力といった「被害者と加害者が共に学校の管理下にあり、デリケートな扱いを求められる」ケースでは、教師の怠慢や意図的な隠蔽が発生することも少なくないが、生徒が一方的な加害者だったり被害者だったりするケースでは、結構気軽に児童相談所だとか警察を介入させる。

特に、推薦する・しないという「管理職が決済(大概は校長)」するような
案件に関わる問題については複数の校内関係者に情報が流れるので、然るべき機関に報告されないというのは、非常に考え難い。

<>790: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 16:53:21.59 ID:1LX/V0nxO<>
758さん
そうなんですね…。
当時は詳しいことはわからなかったし、そういったことがあるなんて知りませんでした。

受験の前に、顧問、担任から噂の事実確認を何度かされたので、てっきり噂が原因かと思っていました。
きっと私の学業成績、運動成績、日常的態度が推薦基準?に満たなかったからなんでしょうね。
今思えば、先生方の配慮で合格出来る高校を奨めてくれただけなのかもしれませんね。

無知なくせして、熱くなって投稿してしまい、疑問を持たせてしまって申し訳ございませんでした。今後、気をつけて生活していきたいと思います。豊富な知識を教えて下さってありがとうございます^^

<>793: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 21:04:10.87 ID:K/ybZ8Jm0<>
>>790
イジメの元締めが酷い目にあう内容かと思った
元々の派手バカどもは今もノウノウと生き恥晒してるのか・・・・・・残念だ

<>795: 本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) 22:27:57.03 ID:oQhs9i5a0<>
>>785
当事者がB子を憎む気持ちはよく解るけど、傍から見てると派手女子グループが一番悪人に見える。
そいつらが何の報いも受けずのうのうと生きてるのが理不尽に見える。
まあ、本人が納得してるならそれでいいけど。

【近親相姦】あるきっかけで俺だけいじめの標的にされた。【体験談】

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【生活全般板】今までにあった最大の修羅場 £36 より

<>560 名前:1/2[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 21:16:36.15 ID:/edDGsB4 [1/5]<>
俺にとっては小5のときのが修羅場。
4年のころまではいじめなんてなかったんだけど、上に上がってからが大変だった。

4年まで違うクラスだったヤツが5年で一緒になった。
そいつ(仮にAとします)がものすごい自由でクラスのボス的なヤツで、授業中も誰かに命令して馬乗りしたり、女子の目の前でω出されたりしていた。

そのときは俺だけが標的じゃなくてクラス全員が標的だったのが幸い。
で、あるきっかけで俺だけ標的にされた。

いつものようにAが授業中に俺に馬になれといってきたので渋々馬に。
そこにAが乗って教室を徘徊。
Aがもっと馬らしくしろというのでロデオみたいに暴れたら

Aが後ろに倒れロッカーに頭激突。

長くなりそうなので簡略化するけど
・Aキレる
・俺殴る蹴る等される
・俺泣いて助けもとめるが皆見てみぬふり
・そこから半年くらい俺だけ標的

<>561 名前:2/2[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 21:17:12.27 ID:/edDGsB4 [2/5]<>
で、ここまでが前置き。

冬、教室のベランダに夏用の体操着でAに締め出される。
俺は窓叩いて入れてと叫ぶが誰も聞かない。
で、何回も叩いているうちに叩く力が強くなっていき、ここで俺何かが切れたんだと思う

窓ガラス割っちゃったんだよね。

もちろん素手ガラス割ったもんだから腕から血が流れてるわけ。
教室中、俺の姿見てパニック。
教師が心配して駆け寄ってきたが、いままで見て見ぬふりだった教師に、血まみれの手を口に突っ込んだ。
このときガラスがまだ手に刺さったままだったから、教師の舌、ガラスで切っちゃた(少しだけどね)。
教師泣いて教室から飛び出していった。

そのあと脅えるAに寄っていって、その手で顔に手を当て、そのまま一気に手を引いた。
Aの頬、ガラスで切れる。A泣く。

で、俺何食わぬ顔で保健室へ。
保健のおばちゃんに、
俺「ガラスで切ったんで見てください」
おばちゃんびっくりしてたよ。

病院行って診察してもらったら、少しずれてたら動脈切れてたってのが最大の修羅場かな。

<>562 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 21:18:54.19 ID:Qg5uL+ar<>
>>560
カッケェよアンタ!
よくやった!!

<>563 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 21:29:29.86 ID:nx5C4fKb<>
>>560
すげぇ超乙
教師がクズすぎる
その後のAやクラスの反応がきになるな

<>564 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 21:29:34.49 ID:T71lkFs6<>
その後の力関係が気になる

<>565 名前:3/2[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 21:34:46.36 ID:/edDGsB4 [3/5]<>
その後だけど、Aは中学上がるまで引きこもり。
中学に顔出すようになってから、Aがいる前で
俺「いじめしてたときの傷は治ったのか?ああ、まだ残ってるな
ごめんな、お前が俺のこといじめてたせいで、こんな傷残しちまって」
って周りに聞こえるように話してたら、次の日には学校来なくなってたわ。

教師は学校からいなくなってた。飛ばされたのかクビになったかは知らんが。

クラスのやつらからは少しずつだけど話しかけてくれるようになったよ。

<>566 名前:3/2[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 21:37:12.33 ID:/edDGsB4 [4/5]<>
>>564
力関係はなくなったよ。Aさえいなきゃそんな関係はなかったから。

<>567 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 22:00:16.84 ID:meU8Uugq [4/4]<>
>>560
ガラス割った後は間違い無く修羅場だな。
そして武勇伝だわ。GJ!

<>569 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 22:14:59.54 ID:tqa05DkM<>
中学のはさすがにやりすぎ

<>570 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 22:34:53.91 ID:SunI6pYE<>
やりすぎとは思わないな。
いじめをしていたほうは忘れるが、
いじめられていたほうは一生忘れられないんだよ。

<>575 名前:3/2[sage] 投稿日:2012/04/24(火) 23:59:04.98 ID:/edDGsB4 [5/5]<>
>>569
そんくらいで不登校になるくらいだったら、最初からいじめしなきゃいい話。

じゃROMに戻ります

(追記)

今までにあった最大の修羅場 £47 より

801 名前:561[] 投稿日:2012/07/02(月) 23:02:42.22 0
修羅場36スレにかいた、小5のときのが修羅場の人なんですが覚えてる人いますかね?
担任が何で見てみぬ振りをしていたのか先日ようやくわかったので

どうやら担任、教頭試験控えてたみたいで
問題がなかったことにしようとしていたらしいです

でもこんなことあったせいか
教頭試験受けれず、さらに教師をやめ、旦那とは離婚
等のオンパレードだったらしいです

というのを、その担任の元息子さんから聞きました

802 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2012/07/02(月) 23:04:00.42 0
何の修羅場だっけ?

803 名前:561[] 投稿日:2012/07/02(月) 23:05:49.07 0
いじめられてたのに担任に見てみぬ振りされ
ガラスで手切って相手に復習したときのです

805 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2012/07/02(月) 23:13:44.46 0
>>801
どうしてその息子さんと話せたのかkwsk

806 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2012/07/02(月) 23:14:00.95 0
親が離婚しても息子は息子w

807 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2012/07/02(月) 23:14:05.27 0
元息子ってなんなんだよ。ちんこ取っちゃったのか。

810 名前:561[] 投稿日:2012/07/02(月) 23:20:41.06 0
>>805
簡単に話すと偶然会う機会があった
当時ミニバスやってたんだけど、担任の息子も別のチームでやってたんだよね
で、当時のその地区のメンバー集めて同窓会みたいなのをやるって誘われたんで参加したら息子さんがいたわけ
大人になったしそのときのこと聞いてもいいだろと聞いてみたら>>801のことがわかったと

>>806,807
本人も担任のこと、もう親だと思ってないというので元つけました

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